自作シャロージグミノー,南甲子園浜,第三話,釣行記,

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

この前の釣りから温めておいた、期待というか、企画は

意外にもチヌだけど、トシナシ(多分)をキャッチという私らしいズッコケコンプリートとなりました。笑

私自身、シーバス釣りを熱心にやっているつもりなんですが、

なんともチヌさんとご縁が。笑

やっぱりボトムありきで狙うとそうなっちゃいますかね?笑 

しかしながらその後はさっぱり!と、いうか、

私には大事な任務が沢山。

半ばそれのために来た様なモノ。

だからガチ釣りは5投ぐらいが妥当だったりして。笑 

先ずは

『シャロー・ジグ・ミノー構想』

おかしいな?

マスターを作った時は30gぐらいの予定だったのに、石膏の雌型が外ソリしているのか、

仕上げの前は50g近くのブツになっていた。爆 

コレはやばい!と、

趣旨から外れない様にボチボチ手削りをしてなんとか40gレベルまでウエイトダウン。

しかしいくら何でも、MLのシーバスロッドでは気を使い疲れるので

今日はMの長竿持参。

いわゆるライトショアジキ兼用という奴。

しかしマァやはり竿が硬くなると感度は上がる。

ダコールにもぴったりだ! 

そして、そして、ジグミノーというか

L上のジグにモデナのヘッドを纏わせて、即席仕上げしたのです。

『ミノージグ』

ラインアイの根本に真っ直ぐな抵抗体。

水が一旦アゴ元で回転しうる木の子型と

アピアさんのパンチラインやダイワさんのガルバの様に、

スパッとシンペンの鼻が垂直に切り取られているタイプの二つを用意。

モデナでリップというかヘッドをつければほぼ45g、

そして後方重心。

コレはもう釣り具と言うより兵器だ。笑 

キャスト! 

飛ばない訳がない!笑 

危ない飛び方する。

ヤッパリ兵器ヤァ!笑 

なるべく不本意ながら山なりに優しくキャストする。笑 

それでも今迄が何だったのか?ぐらいに飛ぶ。

もう少し狙いの精度が上がれば

『麦わらの一味』や『鬼殺隊』入りも夢ではないでしょう。笑 

 

釣りにおける、竿の重大な意味。

そしていきなり、話は逸れて、

この前とても参考になった村岡昌憲氏の動画。

要約すると

『竿を天に向けて弓形にしてファイトするのはパワーファイトとして妥当とは限らない』的な解説。

実は私。

兼ねてから迷いがありまして、竿を天に向けて弓形にパワー全開風にしならせると、

引きを楽しむと言う観点からは楽しくていいけれど、

針と口の関係の負担が多い様な気がずっとしていた。

竿をリフトして魚を浮き上がらせるのではなくて・潜ろうとする魚の逆に力を加えるのではなくて、

魚とラインと竿の軌道を前横竿気味になるべく魚の進行に逆らわない様に持ち上げて行くイメージがしっくりくる。

竿のしなりを利用して引っ張るのではなく、

魚とリール迄の軌道を手で持ち上げる感じ。

だから竿も真ん中より先は使わないイメージで根本の1番硬い部分で地平に垂直に持ち上げて、

手が上に上がったらリールを巻きながら竿の位置を下げる。

このやり取りがしっくり来ていた。

イヤ、でも自己流が過ぎるか?と、竿を天に向かってしならせる様になるべく心がけるのですが、

逆にバレやすかったり、力が掛かっていない様な気がして、

結果自己流に戻るを繰り返していた。

結果、氏の動画で確認できたのは、魚を浮かせたいと思う方向に竿のしなりが100%有るとパワーが逆に吸収されてしまい、

力が実際はかかっていないと言うこと。

ホッ! 

自己流で

延べ竿からリール竿までウン十年様々な魚を釣らせて頂いて

たどり着いた自己流の竿捌き。

あながち不正解でも無かったと、なんだか喜ばしい。

コレからも氏を始め沢山の方の知識を拝借して理想のやり取りを目指したい。

 

私的に竿に求める大事な要素 

場は南甲子園浜に戻る

(エッ?どこに行ってた?)

私的に竿に気を使う重要な要素はルアーを飛ばすと言うこと。

餌釣り師目線で言うと、ルアー釣りは粗雑で、餌釣りは繊細的なイメージで捉えられがちだけれど、

実は、リグを留めっぱなしの餌釣りの方がリグさえ極まればさほど繊細さは要求されない一面が有る。

逆に、ルアー釣りというやつは投げる方法やピックアップ迄の時間を繊細にこだわれるかどうか?で結果が雲泥になる。

その筆頭が飛ばす為の竿のポテンシャルと、操作する感覚のポテンシャルの調整で、

ビッグベイトなどを考えないとしても、

5グラムから45gぐらいまでのルアーを状況を見て調整する事は、

竿にお願いする大きな仕事。

 

そしてミノージグ着底

 さて、期待のミノージグ、45gも有るので先ず気に成るのは、その巻感。

リフト!

アッ!

やった!

重くない!

下方重心は下方重心だが、そんなに極端にしなかった事が功を奏したか? 

快適快適、

表層迄上げて来て、

挙動を確認、

やはりこの手のルアーのロールデカすぎ沙汰で

天地が危うい感じは有るのですが何とか耐えている。

コレはいけるで!

望みの

『バイブレーション迄では無い波動』も出ている。

この存在自体、

まだ荒さはあるけれど、

突き詰めたら、

コレはいけるで! 

続く

第三話,根掛かり,覚悟の釣りでのちょっとした対策

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

バス・シーバスに関わらず、根掛かりをスッと外した瞬間にリアクションバイトでガブッて言うことは多い。

バス界では、

葦や海藻などにわざと引っ掛けて、引っかかったブツを揺らして魚を寄せるとか、

ボトムの岩にわざわざ音がする様にウエイトをゴツゴツ当てたりとか、

そんな攻め方が存在していて、

逆にシーバスやチヌはんの場合、ストラクチャーや、海藻に引っ掛けて、海水をガシャガシャしようもんなら完全に

『ポイント荒らし』とお叱りを受ける。

しかしながら、程度の差はあれ、

チョット引っかかったぐらいの根掛かりなら離脱できた時に魚が食っているなんて海でもよくある事で、

ましてや

この冬の、

例年に無く厳しい冬と囁かれている今年の阪神間の冬に

何か爪痕でも残したいと考えるので有れば、

ボトム攻略は必定だと考えます。

ルアー作りを始めたきっかけと言うか、ルアー作りを作り始めた頃。

ボトムにアタリが多い事に気付き、ボトムを狙う釣りを繰り返すが、

阪神間の陸っぱりフィールド、御前浜,ケーソン,南甲子園浜石畳み,南芦屋浜石畳み,芦屋浜など本当に根掛かり危険地帯が多い。

初めの内はルアーの個性云々より、いかに引っかからない様にボトムで釣るか?に焦点を当てていた。

 

そして更に話は遡る。

中学生の頃、川では雷魚をルアーで、

海ではキスの投釣りにハマった。

当時の投釣りの価値観で、遠投した後はもちろんリグをボトムに着底、

そのあとは巻いて来るのですが、

食いが悪い時などの対策の一つとして、

砂煙が出ないぐらい極端にゆっくり巻く事を『ズルビキ』と言っていたかと思う。

ルアーフィッシングでズルビキと言うと逆に砂煙をあげる様な状態を指すけれど。

逆にバイブレーションで針の在り方などを工夫して、ズルビキ可能なルアーを目指した。

『ズルビキプロジェクト』

(13番サロゲート・エビ型バイブの原型)

ソレに岩がある所をすり抜けられる形状ってできないものか?と

『スリヌケプロジェクト』

たるものを熱心にやった

(3番サロゲート・アオバの原型) 

 

こう言うのって、ルアーがある程度形になると、名前を付けたくなる。

『ズルビキ』と『スリヌケ』で良くない?となり、

ググる。

同じ名前のルアーが有ったら何ですから。

しまった!

あるヤン!

あらあらそこで出てきた名前が『村上晴彦氏』

知り合いのバサー、変人カッチャンが天才アングラー・ルアー発明者と言っていたその人。

それ以来、村上晴彦氏の新しきも古きもYouTubeで見荒させて頂く。

そんな中、主戦はバスながら

注目して止まない村上晴彦氏のバス釣りのテクニック。

テクニックというより

鬼滅じゃないけれどコレ

『呼吸』の部類。笑 

 

氏の凄い所はこんな超能力的感覚を

口で説明しようとするところ。

だから、氏は感覚派という訳では無く、かなりのちゃんとした理論が氏の中で成立している理論派でもある。

ところが1番肝心な部分が、雰囲気とか、オモロイとか、

そう言う価値観のベールで包まれてしまうので、

常人の私などは

『なんか難しい事やってる方』の様に見ていたけれど、

氏のキャラクターに惹かれて度々拝見する内に、

『釣りは自然が相手なのでこう!と言うことは断定できない、ブラックボックスで、

釣りという遊びはソレを魚に聞く遊び』

だと言う事が理解できる様になった。

『水がトロトロの時は釣れる』とか

『あそこにバスが六匹いる』とか、

『あのおっちゃん、魚を寄せる汁が出てるわ!』とか、笑

常人の私にはまだまだ理解できない発言も多々有るが、

早く私もその域に達したいものです。笑 

しかし中々、凄い理論派でもいらっしゃる氏。

説明のされ方もブラックボックス部分を除けば超一流で。

根掛かり多発ポイントのタックルのしつらえ方は結構同じ説明を何度もわかりやすく説かれてらっしゃいます。

ざっくり言うと、細糸・短竿・硬竿。(時に太糸の時も)

あれっ?

氏って大体イメージ的に 長竿・柔らかい目竿・細糸のイメージですよね? 

シーバスのセオリーとしても長竿の柔らかい竿で

軽いルアーを遠投してボトムを漂わせる感じ。

が1番低リスクにボトムが狙えるはず

長竿なら立ち位置から

竿とラインが急角度で巻ける時間が長くなり、

かわしのロッドワークもより上向きに持ち上げられる。

コレ、普通に発想する感覚と相反している。

結果考えたら氏の主張は

感度なんです。

ルアーの状況を細かくモニターしながら誘って

根掛かりも回避すべし、

と言う感じ。

でないと本来アタリも気付けないよ的な。

細糸と言うのも針を伸す事を考えたら真逆で、

そうなる前に水の抵抗が少なく、よりルアーの状況が把握しやすい細糸。

振動を吸収せずに、直接手元に伝わりやすい、硬・短竿が根掛かりポイントで実際に釣りを成立させる極意の模様。

しかしマァ、

理論付けられた

感覚有りきの世界感なんですね。

脱帽!