サロゲート26種の完成状況と解説 21番〜25番

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

今年も今日で終わり、

今年はコロナ禍でありましたが、私どもはお陰様で健康に忙しく過ごさせて頂きました。

私の中途半端でイタイ目なブログを見て頂いた皆様にここより御礼申し上げます。

来年は皆様に使って頂ける様な何かしらの製品を、プロの方の力を借りながら構築していければと思っております。

そしてお話はサロゲートの解説21番〜26番です。

21番クロカモ 

スラロームペンシル『マユ』の派生でもある。

中速迄はスラロームペンシルであるが、速引きするとバイブレーションとなる。

形状とウエイトバランスを詰めてアップでもダウンでもその特性が安定する様にするのが課題。

しかし期待大である。

 

22番 プリズム

もはやエースの部類。

始祖のプリズムのチドリの発現に拘ったが、中々出ないとアレやコレやしているうちに、

気がつくとチドらないけれど、凄い理想的なメタルバイブになっていた。

飛距離・操作感・動きの程良さ、安定感、ある意味詰んじゃってる。

 

23番ハーフムーン

海番バズベイト的バイブ。笑 

取っ掛かりは端材が出過ぎる真鍮板を活用したチョットした悪戯心からくる32mmの形状遊びでありました。笑 

表層をバチバチ・グネングネン操れる。

コレ、今のうちにちゃんと仕上げといたら、暖かい時期に絶対いつかハマると思う。

チョットエビ多発が課題。

 

24番ドッペル

満を持して開けた

パンドラの箱的存在。

ワームバイブ。

一発で成立したのは奇跡。

煮詰めが私の技量を超えているので、中々進展しないけれど、

完全完成すれば圧倒的なポテンシャルのエースになりうる。

 

25番クリプト

シミーフォールとスラロームとバイブレーションの三重アクションの可能性にこだわった番手。

本体の形状・ウエイトの形状、型ものを始めたからこそ考えうる可能性が見えた。

現在ボチボチこねくり回し中。

 

26番 ゴウガシャ

1.10.100.1000と数えていった数字の単位。『恒河沙』

10の52乗。笑 億・兆・京と続いて9個後の単位。

ゴウガとはガンジス川の事それに沙でガンジス川の砂の数程とてつもない数という意味。

何かがあまりに多すぎるキワモノバイブ。

最初のプロトは基本的に大失敗です。

公表も完成も来年の課題です。

理屈的には成立しているんですが、

問題多数。

あれだけ苦手と言っといて、

ジグヘッドタイプの上向きシングルフックになる予定。笑 

逆に言うとそうしないと成立しない複雑な構造、

来年又笑ってやって下さい。

 

番外編

実は、ジグバイブとか、ダブルバイブ?とか、トリプルバイブ?とか、

何度か試みて、大失敗しているのもあります。(基本的に笑えないレベルの失敗、笑)

それに1番のワーム化とか。

来年は型物に慣れて来たので、シリコン型にも挑戦しようと思います。

自作メタルバイブ,南甲子園浜,釣行記,プリズム63

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

私はシーバス釣りを始めた頃より、ゴリゴリの人気フィールドでは、余り釣らない様に心掛けていた。

自分がシーバスやショアジキの初心者という事も有り、

上級者に知らず知らずに迷惑がかかってしまうんじゃ?という気持ち。

ソレにそもそも人の多い場所で我こそは!的にガツガツする感じを休日にしたくない、というのも有る。

 

私の住む阪神間の釣り場でオカッパリシーバスのメッカ的存在はおそらく

ボートビア北公園。

灘浜。

辺りだろうけれど、そのどちらも今では釣り禁止に、

西宮市で言えば、

武庫川河口とか、西宮ケーソンだと思うが、

朝マズメの西宮ケーソンの風情は、ガチ釣り師の情念が渦巻く様なオーラが漂い、

酔ってのぼせそうになる。笑 

 

ソレに西宮ケーソンは餌釣り師のメッカ的要素も有り、なんともあの気を使うムードが馴染めない。

んで結局、どホーム、御前浜と南甲子園浜に落ち着いた。

魚が多くはないけれど、いない訳ではないし、

何より以前は余り釣れない的理由で人気も少なく、

平日ならほとんど貸切状態で、集中して鍛錬が出来る。

そんな閑散とした御前浜で、

ガッツリ水中の癖や

時間帯やタイド、季節の傾向を把握して、

相応の釣果を得られる様になった。

しかし、ある年に

鼻歌を歌っていてもチヌさんが釣れる春があった。

御前浜はチニング師のメッカ的な浜になってしまう。

ソレに輪をかける様に神戸に釣り禁止が多発。

えっ?ぐらいに御前浜にその影響が出て、私の好きな御前浜は中々、私的な目的を果たせる釣り場でも無くなる。

ソレに青潮が多発。

南甲子園浜がメイン的になっていく。

また一から、南甲子園浜の海底の地形を大体把握していき、

相応に慣れ始めた年に、台風の水害沙汰。

細かな海底の状況は一変して、橋修理の工事現場になってしまった。爆 

その上、ヤヤ沖ではイワシ漁らしき事を盛んにやっている。

ア〜ッ!

私のベイト・・・。

(イヤイヤ漁師さん優先!笑)

 

そして相応に落ち着いた今年、コロナ騒動は仕方ないとしても、

御前浜は青潮騒動、

全く釣れん!

南甲子園浜は始終赤潮気味。どないやねん? 

サァ!

秋に反逆だ!と意気込んだが、

過労気味・多忙で棒にふる。爆 

釣り師としての実績はボロボロだけれど、(ナマズ釣り師みたいな、笑)

今年は一皮剥けた様な気もする。

なんだかとても基礎体力が付いた様な気がする。

真冬でも関係なしに釣れそうな気がする。(何を根拠に・・笑)

 

超遠距離戦の新スター?プリズム63

チドるメタルバイブとして試行錯誤を繰り返していたプリズム。

ある日とんでもない事件が!

半ソリッドであったプリズムをメタル化したいと型取りのマスターを作ろうとしたけれど、

中々多忙で作業が進まない。

しかし石膏型で色々慣れていくためにまずは数をこなしたかったので

『マァいいか?』とソリッド版をマスターにした。

もちろんソリッドボディであった場所が全て鉛になってしまうのは

相当のウエイトアップになる。

ソレ覚悟の上で断行。

出来上がったブツは30g近い63mmの小型メタルバイブ。笑 

これは引き重りするで!と思いながら無垢のまま針を付けて、テスト。

 

その飛距離よ!

 

よく飛ぶと言うか、

30gのナス型オモリ直結的なキャストフィーリング。

飛ぶ・飛ばないではなく、

危ない感じ。笑 

そして巻く。

これが全く引き重らない。

あれっ?

ソレに波動も程々で私好み。

正調ズー程ではないが微振動系である。

残念ながら幻のチドリアクションの再現には至らなかったけれど、

25種類以上のバイブレーションを自分なりに分類して自作しているにも関わらず。

『バイブってコレでよくない?』

(チョット言い過ぎ,笑)

とさえ思えるブツができた。

 

案の定、渋い状況の御前浜で無垢なのにチヌさんが食ってくれた。笑 

んで、今回、

南甲子園浜。

ちゃんと自分なりに色を塗ってあげて、好き放題キャストした!

気持ちいい!

マァ、もうバイブに簡単に食いついてくれる時期でもないでしょうけれど、

春にはとても有望な、

私の武器ができた。