第三話,ミノー,じゃないミノー,8番マル秘ペン

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

阪神間はすっかり冬に突入、

私の住む山間部などは気温が遂に0度。

言うてももう、12月ですもんねぇ。

さて、秋の爆釣チャンスをまんまと逃した私、

せめて、早起きしてルアー作りを進めます。

 

さて、

8番マル秘ペンの鋳物の準備です。

ボディは水と同等ぐらいに調整したモデナ粘土にする予定、

今回のウエイトは複雑で

嚙み潰しというわけにもいかず鋳物で低重心に仕立てるしか無い。

 

針金の角度はこんな感じ。

 

重たい方が青、

軽い方が緑と識別します。

石膏型をとるときの粘土はおゆまるが扱いやすい。

何より水につよいし手軽に結果が出るのがいい。

 

炊き!炊き!

 

重いバージョン、とて、20gに満たない仕上がりになるのがベストで有るがどうだろう?

 

上からはこんな感じ。

 軽いバージョン。15g行くかどうかでしょう。 ワクワク!

んで、石膏型までこのまま進ませる事がおゆまるだと可能ですが、時間切れ。

今日はここまで!

サァ!仕事!仕事!

続く

自作ワームバイブ,ドッペル,骨組み再構築

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

阪神間はもうすっかり冬です。

ソロソロ、すずきはんも沖にいっぱい行っちゃうのでしょうか?

ちょっと秋の全盛期を多忙でスルーしてしまった感。

釣り師的には本当に春の『ナマズバブル』しか、釣り師らしい局面はなかった。

しかし、今年はルアー作り的には、

コンマ67に始まり、

マユシリーズ,

マル秘ペン,

デイミノー,

ワーム沙汰やジグ沙汰と進化への布石の年になった。

このドッペルとて、ルアーを変えずにシンペンとバイブの両方を兼ねる的趣旨も達成したは、達成したのですが、

先ずはワームバイブとして強度と使用感を磨いていくぞ!と、いう事で新たに着手。

先ずはフォルム、ボラ状のヘッド形状、多少水噛みを考慮して、ラインアイより前に傾斜を付けた。

コレがしっかり水面直下で水を噛み

ドッペル独自のベイトっぽいウネウネ感を出しているのですが、

速巻きにするとヤヤ引き重りがある。

しかし、

この感じ、ナイトでは爆発的に良い様な気がしますけれど、

いかんせん、

作者がデイゲーム専門なもんで・・・。笑

デイゲーム仕様へ。

頭の厚みをヤヤ削り、水切を少し意識。

ソレに現行、シングルフック仕様になっているので

『机の上では完成しているけれど、再現するとなると時間がかかるなぁ!コリャ!』と

なっていた

『アシストライン誘導のテールフック中通しシステム』

ソレに

『何回投げてもブレないアイホールドシステム』

コレが急務で

『ワームバイブ』を仕上げていく。

 

先ずは骨。

ワームマテリアルを流し込む時にこの骨は、

中に入れてしまう。

わかりやすい様に中骨を立てて表示しているが

コレは横向きになる。そしてそこにアイ用金具を通して接着剤で固定。

その骨を石膏型の中で浮かした状態で固定する為にヘッド部分の中心に針金を通し、

金具のシンメトリーを確保して、

ワームが固まったら抜き取る算段。

そして骨の後半は

『アシストライン誘導のテールフック中通しシステム』用の仕掛けを収めるパイプ穴兼骨固定治具を構築。

そこ以降には丁度内蔵・浮き袋に当たる部分に切れ込みが入り、

弛んだアシストラインがワームの自由度を妨げない様に潜るという感じ。

その部分も0.5mmのステンレス板を事前に

マテリアル流し込みの際には型として差し込む。

ステンレス板に3.6mmの穴が3つ空いていて、

マテリアルはその間を潜るけれど抜き取る時に切り取ればラインを固定しすぎずに維持しうるポッチリとなると期待。んで、ピックアップされた部品がコレ!

中骨、アイ金具,切り込み用ステンレス。中骨とアイは真鍮で、切り込み用は0.5mmのステンレス。難関の真鍮の切り込み加工はハサミで切り出す前に事前に整えておく。

前回のバージョンでは、切り出してから小さな部品の切り込みを仕上げたのでえらい目にあった。笑 

今回は切り出す前に、細かいヤスリやルーターで完全に仕上げる。

コレが結構時間がかかる。

逆に焦ると後々ろくな事が無い。

我慢!我慢!

続く