第四話,ルアーのカラー,よもやま話,御前浜,南甲子園浜,シーバス,チニング

ようこそおこしくださいました!フミニイです! 

デイゲームでの定番カラーって、単純に考えたら青銀系のイワシカラーってところでしょうか? 

っても、実質的に西宮か芦屋のデイゲーム専門の私の意見はチョット違います。

確かに青銀系はどう考えても、汎用性が高い。

そんな理由でパイロット的にまず投げてみる場合が多かった。

んで、

反応を得られなかったりしてとりあえず色を変えてみたりする。

するとドン!とか。笑 

 

御前浜ならステイン系のミド金オレンジ。

ベージュ金と呼んでいるシャンパン系。もしくは赤金。

 

南甲子園浜なら

偽コットンキャンディと呼んでいるエメラルド緑系の細かいコットンキャンディ的な物。

もしくは濁った緑系の細かいラメ入りのクリア。

この辺りの物がバンと状況を変えたりする。

んで結局この二箇所では、青銀イワシ系のカラーは押してもダメなら引いてみな!の引く方になっている。

んで南甲子園浜のパイロットカラーと言えば『偽コットンキャンディ』

サブはクリア濁り緑的な。

青銀イワシ系はほとんど南甲子園浜に持っていかなくなっている。

 

幼い頃から空の青が好き。

プライベート・仕事に関わらずで、

一息付く時は空をみる。

現状自然豊かな山に住み、山で働く私。

ステンレス製の網戸は丈夫で良いが樹脂製に比べて近寄ると外の景色がちゃんと見れない。

かと言って窓全開では、

蜂ハンが迷い込む度に殺気を消して網に捉えて外に帰って貰う作業も面倒。

網戸をつけたまま顔を近づけるとその網戸の中で光が乱反射している。

目を細めるとどう言う訳か、そのそれぞれの光の色がが増大し虹状に見える。

虹と違うのは、放物線を描かず放射線状である事と、

エメラルドグリーンと黄色に近いオレンジがベースになり構成されていると言う事。

 

ふと思い出した!

水中に潜り、水面に当たった陽の光。

そんな遊びをしている時点で大概ピーカン。

水中に差し込む全力の陽の光は、水面で何かを反射して淡いオレンジ系の色を残す。

その中で本来虹状であるはずの色の構成はボヤけた状態で小魚の銀に近い場所で反射している。

 

ルアー釣りを始めた頃、コットンキャンディたる存在を知った時。

『遊び心か?』かと思った。

ビールの缶を模したルアーやSFキャラクターを模したルアーなど、

ルアーって場合によってはベイトや自然界から

あえて遠ざけて、釣れた時の趣向を強めるなんちゅう道もあるけれど、

その一部で有る様に思えた。

 

しかしソレが水中の生物の視界に映る色の反射に近い自然色なんだと、

海川問わず水中眼鏡で潜り遊んでいたガキ大将の見た風景と一致したのは最近。

 

しかしこの色合い。

もう一つのガキ大将の記憶をくすぐった。

玉虫!玉虫!

子供の頃。

冒険の出発点となる神社の庭。

大きな樹々に囲まれた小規模な地元神社。

庭の真ん中には更に大きな樹が神樹的にそびえる。

尼崎市の北部の田園が多い場所、

都会の中の田舎って感じ。

甲虫やクワガタはいなかったけれど、

玉虫はチョコチョコ出会う。

神秘的なフォルムと素晴らしいカラーリング。笑 

 

天はたまにいたずらの様に、

玉虫や孔雀やキジなんて言う、浮世離れした生物を分布する。笑

 

って、考えておりましたら、

最近玉虫ハンが会社に侵入。

思わず逃す前に撮影。

この玉虫ハン、

子供の頃のコットンキャンディ化した奴とはチョット違うし、

緑が濃いのは山に住むからか? 

そうそう!

南甲子園浜仕様のパイロットカラー『偽コットンキャンディ』って、

そんなこんなで

『自然界の色』として、後付けながら信頼しうるカラー・腑に落ちるカラーとなるのでした。

続く

第三話,ルアーのカラー,よもやま話,御前浜,南甲子園浜,シーバス,チニング

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

ルアーの金系・銀系の基本。

水は澄み、晴れているなら銀系。

水が濁り、曇っているなら金系。

でしたっけ?

 

例えば

オープンエリア系で盛んに釣りをなさる方なら、

回遊するベイトの変化にリンクして、

春先はクリアイエロー系とか、エメラルド黄緑がらみ。

夏はブルーやグレーのイワシ系。その内ミド金系が効いたり。

秋に近づくと紫を投げたくなったり。

だったりとか。

 

まぁ、

その場所その場所でご当地カラーなんかがあったりして、

なんでこんな色だけ反応がいいの?

なんて思う事も多々。

 

エサ釣り界も例外で無く、

餌の種類や、

タナ、

エダスの長さ、柔らかさ、

竿の硬い、柔らかい。

 

サビキ一つとっても淡路島と神戸と泉南では、

ご当地仕掛けをチグハグにすると全く釣れなかったりする。

そもそも

魚その物の見かけ自体、

その土地その土地で独特のカラー傾向や体型の個性があったり。

レンジの階層の棲み分けがご当地的に有る訳だから。

 

『私の最高カラーのルアーで御座います!』でもないでしょうに。笑 

 

んで、

西宮・芦屋専門になりつつ有る私の感想。

先程、

晴れは銀、曇りは金・澄みは銀、濁りは金でしたっけ?と

お尋ねしたのは、結構その枠にはまらないから。

かんかん照りの澄み潮の真っ昼間。

銀系の(銀・青銀・青系イワシホロとか)を投げても丸無視の皆さんが、

ふとした時に

金系を投げると

『それよ!ソレ!』とばかりに『パクッっと!』とか。

 

富津ベイトとかウォーターメロン系の濃い目のミドリクリア系がエサ化したり。

青銀系の自作ルアー、

青と銀の端境を青でボヤかす系と、

黄色や金をさしてワンポイントにした場合、

その黄色が効いたり、イヤがられたり。笑 

って言うても、全く傾向がないか?と言うとそうでもなく、

春は

ベージュ系とか濁ったミドリクリアが良かったりするし、ミドリベースのコットンキャンディが良かったり。笑 

夏は青銀系ギラギラ天下だったり。オレンジ蛍光系のドットやラインをあしらった物が天下だったり。

秋はステインゴールドや薄光系の細かいラメが最強だったり。レンズコノシロしか投げる気が起こらない2週間が存在したり。

季節・ルアーのタイプ問わずで明らかに赤金がアタリカラーの時もある。

まぁしかし!

以前に御前浜で高アベレージを2、3年の間叩き出したのは、

ミド金オレンジで

『8番サロゲート・プルプル』や『10番サロゲート・マガタマ』などは

ズットそのカラー、一手で使い続けていた。

すると当時、

不思議な事に小さなシーバスは釣れず、

釣れるのは50cmを超える奴ばかり。

どシャロー御前浜的に小さな魚の揺り籠でもありましょうに。んで、

最近始められた、小沼正弥氏のYouTube。

そうそう!行ってる場所の種類が違う。キャストの回数が違うでしょう。だから色の傾向って、超不変的であったりする。

小沼氏独特のラーメンが置けるフローティングベスト。おそらくルアーケースは右に三つ、左に三つ、背中に三つ。

プロ釣り師たる物、取材の準備で、紹介すべきルアーをルアーケースで準備する事をベースに、

フィールドに合わせてルアーをピックアップしているはず。

ソレがルアーケース9つになるなんて普通では無い様に感じるでしょう。

同行されるケースの多い、泉裕文氏なんて、シーバス界きっての整理整頓・断捨離派だから余計に目立つ。

んで、

そのルアーケースの中身って、一体!何がそんなに詰まっているのか?と動画で目を見開いて拝見すると、

一つのルアーケースに同型、ウエイト違い、色違いのルアー がびっしり。

このシリテンバイブの佃煮(ルアーケースにシリテンバイブばっかりギッシリ詰まっている状態)の真意は?

私は不思議では無い。

データーを取っているはず。

こんな時はこのカラーと選択して、ソレが当たる確率、ソレが裏切られる確率などを見極めていらっしゃるんだと思う。

ソリャ身軽な装備でいる方が楽なんでしょうけれど。

自由で、一筋縄ではいかない自然。

こうだ!

なんて誰も断言したりしたくは無い。

ソレをあえて断言する、小沼氏。

その努力に裏付けられた英断に敬意を表する。

続く