村上晴彦氏の動画について,シーバスにスポットを

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

現在活躍されているプロアングラーの方々。

ルアーデザイナーの方々。

それぞれ釣り方に対する考え方が違ったり、こだわりが違ったり。

ネット上にはそんなレジェンドクラスを辛口批判したりして、

素晴らしい仕上がりのルアーを『釣れない!』と断言していたり、

丹精込めて作り出された

人の仕事の結晶を

『買う価値無い!』とひと蹴りする様な文章を書いたりと。

逆にネット上に

タックルにせよ、ルアーにせよ、どういうアプローチでこの製品を発売したか?的な

動画や説明は明確に表されているはず。

もちろん消費者はお客様なので時には辛口批判も必要であろうけれど、神様じゃあるまいし、

作った意味ない・買う価値無い的な表現までするのは一体どういう趣旨?

誰も得しないと思う。

絶対的人気者、絶対的レジェンド、

極めし方って、

そんな批判・批評の矢先に立つケースは多く。

例えば

我々民衆一般人の話題で

総理大臣のやり方を批判したり、

オリンピック代表、

プロスポーツのエースを批評したりと、

常人離れした、

圧倒的存在を批判するのが常。

 

じゃあ貴方がやったらどうか?と私は言いたくなる。笑

この世でそうやって出ている方の見えていない苦労などを

頭に描く配慮も無い、

そんな風潮にどうした日本人!

と逆に言いたくなるのです。 

 

圧倒的存在ってアーダコーダ言われやすい

圧倒的な存在のスキって、

完全に打ちのめされて、諦めた自分のジェラシーを和らげるのに心の拠り所になったりするのはわかる。

特に

挫折がデフォルトの私にはとても分かる。笑

 

ネコリグ・ダウンショット・スモラバの発案者。

これだけですでにバス界では完全にレジェンド、

そして今なお進化し続ける村上晴彦氏。

そんな、

我々、民衆アングラーに好き勝手言わせる

雲の上の存在で有りながら楽しく遊ばなければ意味がない!という姿勢は

完全に私のメンターとも言える。

常吉時代の動画を拝見すると必ず冒頭に

『進化の過程を見て欲しい』と表示されるけれど、

今尚、氏のコンセプトである様にお見受けする。

 

そんな氏のイッセイになってからの釣行。

海太郎での釣行動画。

今迄シーバス というのがなかったけれど、

おそらく初めてのシーバス狙いをタイトルに冠された動画。

常吉時代はシーバスの取材もよくやられていて、
そんな動画も拝見することも多いですが、
イッセイになると、何かお考えがあるのか
シーバスを!的な取材は無かった。
氏のスタイルというか、
考え方というか、
センスというか、
常人とは一線を画す天才性があって、まるで仙人の領域。
村上晴彦氏作のルアーは購入というか、召喚したって感じになる。笑
そんな中で一見ベーシックなバス用ミノーと思しき
『GCミノー』
コレのベーシックな中に潜む異彩感に驚く。
潜るのに、見事な水切れ、
ハイピッチなアクション、
8グラムと私の得意なウエイト帯でないのであるが
なんとも投げていて信頼出来るルアー。
海での使用感は問題ない、
というか格別である。
そんな氏のボートながらシーバス取材。
実はこの動画3本取りの模様でコレが3本目らしく、結構疲れてらっしゃる模様。笑 
結果ミノーで一本ものにされる。
そしてその次の回の
『村上的』質問コーナー。
タイドに対する考え方の返答。
この方、アマチュアアングラーが
『釣りが出来る時間にしか釣りができない』という
プロが余り言及しない要素を大前提としてアドバイスなさっている。
例えば
『上げ止まり前後2時間ぐらいを狙え!』なんていうアドバイス、
初心者でも何度も聞いているだろうし、
それが全てに当てはまらない事もみんな知っている。
しかし、ホリデーアングラーの大前提
『いける時に出来る時間までしか出来ない』という所の中でどうするのか?解かれる。
その時点で血の通った響くアドバイスがなされている。

第三話,考察シリーズ,ルアーと餌釣り,『釣れる、釣れない問題』

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

このシリーズしばらくまた間隔が空いてしまったので、宜しければこちらもご覧ください。

とマァ、考察要項としては、

1、ルアーが全くなのに餌釣り師はバンバン釣る時が有る、その傾向は冬・春に多い。

2、餌釣りとて全く釣れない事も有る、水温・潮周り・棚(レンジ)・季節毎の生態に合わした工夫等、最大限に配慮しても、釣れない時は釣れない。

3、餌釣りとて周りが釣れるのに、自分だけが釣れないことがある。管理釣り場や海上釣り堀など魚がワンサカいる事がわかっている場所で、同じ棚・同じ仕掛け・同じ餌・ほぼ同じ場所でも。笑 

と、ここまで疑問点を。

そして今日のお話は、

 

4、餌釣り師が釣れない時にルアーだけ釣れる時が有る

御前浜の高実績ポイントにハニーと呼ぶ場所が有る。現在はちょっと下図より位置が広がって浅くなり当時よりメッカ感は薄らいだが、

ハニーを投げない上級者は居ない程ハニーは有望なポイントだった。

マァ言うとミニ干潟的な夙川河口のサンドバーの東側の2段目のカケ上がりで、

※四年前の解説で幾分現在は変化しています。

しかも、南芦屋浜埋立地と西宮浜埋立地に挟まれた水道の潮の満ち引きと、

東側の南甲子園浜から続く内海状の湾奥の潮の流れの分岐点で、

この一帯は狙い所が集中している。 

そのハニーの真向かいには

西宮浜埋立地が有り、

対岸のこれもいい場所に

ミニ防波堤が有る。

ここに主にフカセ師がチヌを狙っている事が多いのですが、

私が釣るド・デイの時間帯に頻繁に竿が曲がっている所を見たことが無い。(そもそも餌釣りの方がマズメマスト傾向だし)

変わって対岸の私がウェーデングで

その近くのポイントをバイブレーションで好調に釣る事がある。

しかもサイズもよい感じで。

特に初夏の頃は顕著にルアーに軍配が上がる事は多々。

そう言う時は決まってバイブレーション。

てな傾向。

ルアーたるものいうても餌釣りより不利なはずで、

結果、餌が生きて無いフカセ釣りならまだわかるけれど、

エビ撒きやノマセの様な、

完全リアル活きエビや、

活きベイトでも

ルアーにぶがある時は多い。

コレ、パッと考えると完全な矛盾で、

そもそもルアーってそういった奴らを模倣している筈なのに、ソレに勝つとはどういう事よ?

餌釣り師の立場になって考えると解せない現象でしょう。

コレ、ルアーには最大限のアドバンテージがあって、

速く激しく動くと言う事。

特にボトム叩きなど

餌釣り師では投げ師かぶっ込み師しか物理的に出来ないし、投げ師やぶっ込み師にボトム叩きなんていう概念は無いので、(ズルビキはあるけれど)

これらを程度の強弱はあれどボトム叩きを頻繁に行ったり、ルアーを巻いたりしている、ルアー釣り師が優位になる局面があるのはルアー釣り師なら逆に理解しやすい現象だと思う。

続く