自作メタルジグ,1番,ハネラバー,鉛のシェイブを楽しむ

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

今迄、ずっとスルーしてきた、メタルバイブやジグやワームの型流し。

そろそろ要検証発案が型流しなしでは厳しくなってきて、

取り急ぎ(耐熱シリコンと比較して)安価に気軽に挑める石膏型を用いて、検証し始めた。

その中で、

鉛のルアーの形状を工夫して、プラグに劣らぬ振る舞いを付加できないか?という構想の元。

1番最初の完全オリジナルメタルジグに取り掛かる。

話はそれますが 

自分のオッさんが深まるにつれ、

省みる自己分析の作業の中で『反省・改善』は得意だが

『自己好評価・自画自賛』が苦手で有る。

コレが日本人の特徴なのか?

グローバルに現代人の特徴なのか?

阪神間に張り付いて生活しているオッさんには

計り知れないけれど。笑

『謙虚で常に成長できる態勢であれ!』的な事を

先生なり、親なり、メンターなりに説かれる機会が多かった様だ。

しかしこれまで生きてきて私なりに気付いた事は、

満足いく達成とやらの正体は、

自分自身の性分が100%活かせて、

世の中の役に立ち、

豊かで忙し過ぎない生活を送る事の模様で。

無理無理、難関ばかり挑んだりするで無く、

自分自身が最大限に活きる環境を作り出す、もしくは探す。

その行動こそが人が幸せに暮らす為の、すべき努力

の確信ではないか?

と思う様になった。

もちろんそれをする為には自分自身の良い所を分析して褒めてあげて、

苦手な箇所は早々と見切って、自己処理するんじゃ無く、

人に任せたり、避けられる生き方をする方法を見つける努力を、

すべきじゃないか?と

最近は良く思う。

(自己啓発系ユーチューバーか?笑)

 

メタルジグのシンペン使いが好きです 

メタルジグのシンペン使いが大好きなんですが、

それ自体に今のところ、爆発的効果が見られる曲面って知れている。

言うても丁度今頃が旬という感じで有ると思うが、

メタルジグの圧倒的な飛距離とブレずに一直線にパワフルに飛んでいく爽快感溢れるキャストを繰り返すのって、

魚釣りに更なる醍醐味を付加する。

で、

年中ジグが選ばれない理由と言えば、

水平姿勢が苦手な事と、

尻振りにせよ、ロールにせよ、

その動作が大き過ぎてアクション的に雑さが否めないからだと思う。

ブレード系ジグはブレードの抵抗により、そんなネガを払拭していて、

こりゃまた大好きでありますが、

ダウン系の釣りになると

『そんなに抵抗しなくて良いんだけれど』

と思う事は多い。

それに

非常に起死回生の可能性を秘めたジャンルではあるけれど、

ブレード系は全く反応なし!

なんて状況も時として多く。

そもそもその見た目は、

ベイトのそれとはかなりかけ離れていて、

本物そっくりに仕立てうる、

素ジグ自体の可能性を追求する余地はまだまだ残されているかと思う。

 

メタルミノー『フゲン』蒸し返し 

一番目のオリジナルメタルジグの

『ハネラバー(ジグ)仮称。』は

ハネラバージグ、一回目の雄型

今春試作した『フゲン』の『羽根構造』を引用している。

『鱸のハネ』と

『ルアーの羽根』で

シャレてある感じ。笑 

そもそも、今春、構造モデルの移植素のフゲンを試作して、

どんな泳ぎをするか?と

家の近所の武庫川でテストの

一投目に70cmアルナシのナマズが釣れた。笑 

(ナマズは尻尾が長いのでシーバスで言うと50cmぐらいの感じです、笑)

光リャァ何でも良かったかも?感は否め無いが、笑 

こういった事象に対して手放しで調子に乗る。

巡り合わせの偶然の幸運に調子に乗って身を任せるという考え方も

さっきの話じゃ無いけれど大事。

信じて楽しんでワクワク作って、

失敗したら笑えるし、

釣れたらなお良し! 

そんな私の行動は

いずれにせよ『笑える』という領域では詰んでいる事になる。爆

極端にお尻が揺れがちなメタルジグ、この揺れを動力として、ラバーをS字にアクションさせる、

真っ直ぐのラバーは曲がったら元に戻ろうとするが、

ティンセルほど速くは戻らない、

しかも動力より大振りになる挙動を示すので、

ジグ自体の泳ぎを穏やかに、

姿勢を水平にする事が出来れば、ラバーの意義がより発揮されると見た。

しかし、シャッドみたいにそれ自体がアクションする訳ではないので、

ジグ自体がズブのi字でも無意味。

メタルバイブの鋳物をしていたら、常吉さんのEZメタルが混じっていた。笑(もう売って無いのでごめんなさい!)

お小遣いを残してなるべく、猫メタルを集める様にします。笑

しかしこれを依代としてラバーをテスト、

そもそもこのジグ自体がフォール使いをメインにしているからか、

お尻下がりにはなったけれど、

ラバー自体の艶かしさは

かなり出た。

全体目線で見ると、S字ジグの完成では有る。笑

続く

第二話,自作ミノー,3番デイミノー,センジュ,蒸し返し

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

昨今の阪神間は『このまま冬なのか?』的な寒さを感じたが、

今日は比較的に暖かめ。

妥当な秋といったところ。

 

風は穏やか、雲はまばら、快晴に近いお天気。

 

鳥を呼ぶのか?鳥に呼ばれているのか?

私の周りでは今年、鳥沙汰が多い。

今もあり得ない数のスズメが責め立てるように鳴いている。

その割にアングラー的には選んだ釣り場に

カモメが沢山なんてチャンスタイムは少なく、

むしろアカン方の『鵜(う)沙汰』の方が多い。

人生中々万全とはならない。

 

初めて成立したオリジナルミノー(?)センジュ

今年の春はコロナ騒動、

引き籠るのがお手本とされていた。

元々釣り以外は引き籠りがち系の私なので、

そんなに影響ない

と、思いきや、

結構、行ける釣りを行かなかったり、

学校や幼稚園が休みで、子供たちの安全散歩ワールドと化したド・ホーム・御前浜では

釣りがやり難かったりと

より一層引きこもり

ルアー作りに没頭した。

 

そんな中で生まれたセンジュ。

初めてまともなミノー(?)が完成。

昨今のミノーに必須の重心移動

そもそも、ズブの素人ビルダーが重心移動を作るのは、かなり敷居が高い。

それでも、ネット上では、器用で几帳面なアマチュアビルダーさんのお気軽重心移動の指南などが紹介されてはいる。

プロの世界とて、

大抵のミノーは

コレでもか!ぐらいの重心移動システムが搭載され、

それはそれは、感動に値するミノーは沢山ある。

そもそも、飛ばすという視点であれば

ルアーは後方重心で有れば良い訳で、

泳がせるとなると真ん中やや前ぐらいに重心があった方が良い。

このパラドックスを解決する、一つの画期的方法が重心移動システム。

しかし逆に考えると、この世の、ど定番ルアーには固定重心のミノー系も多い。

そして多くはないが後方固定重心なんていうのもある。

ミノーを後方固定重心にし難い理由 

しかし、前方に

リップなり、リップに値する抵抗体のついたミノー、

一旦抵抗体をラインアイの動力で無理から引っ張る事により、

前方を支点として左右に揺らぐ。

この抵抗体と支点が近い事により、オモリと抵抗体の進行のタイムラグができて、左右の小刻みな動きができる。

そして後方が軽い事により、お尻が強い力でねじれたり、揺れたりする。

しかし、後方が重たいと、支点が作った力を後方に伝える時に邪魔をする。

何よりルアー自体が尻下がりになるとリップが水を掴む角度に制限が発生して、ミノーの理屈は成立しなくなる。

 

それでも後方固定重心に固執してみる 

動く、動かないで考えるに、ミノーってかなり立派にブリブリと動く物が多い。

アピール力が有り、バイブと並びデイゲームとて、勝負の早いルアー。

しかし、私のデイゲームの組み立ての中で、

バイブでは無く、ミノーを投げる状況の中、

早い目に巻いて来る時など、

そんなに水を噛まなくてもいいんだがなぁ・・・。

と思う物は多い。

んで、

リップの影響力がマイルドで

速引きした時に動き過ぎないミノーが欲しくなる。

いっそ、後方固定重心でどれだけの事が出来るか?自作でやってみよう!となった。

コレが『デイミノーシリーズ』の趣旨で有ります。

 

海に飛び込む代理人(サロゲート)

そもそも投げては巻きを繰り返すシーバス釣り。

その行動が心癒すゲームやスポーティな娯楽として、

ルアーが勝負師や職人の秀逸な道具として、

戦士やアスリートの装備として、

無意識下で自らと同化するブツであるに越した事はない。

しかしその行動の中でキャスト時にキャストの為の依代が動いたり、

繰り返される行動の中で何度も重心移動を戻したりと、

それがなければルアーに憑依したぐらいの集中を発揮できるのにと、感じるのは私だけでないはず。

そんな感覚がローテーションのミノー率を無意識下で下げていってる様に思ったりする。

ミノー動き過ぎ説・重心移動が本能的にストレス説・爽快さない説を鑑みるに、

後方固定重心のメタルルアー並みの爽快なミノーを作るのって、

ルアーが自らの代わりに海に飛び込み、魚を捕まえる代理人と思うなら、理想的あるとも言える。

そんな四苦八苦の中、

胸びれ状スタビライザーでは無く、

胸びれ状リップを何気に採用したセンジュ。

次回はその構造が示した特徴について、

報告したいと思います。

続く