ようこそおこしくださいました!フミニイです!
元々アユ釣りやふかせ釣りをしていた私なのですが、
ルアーフィッシングの魅力に気づきちょうど5年前ぐらいから徐々にかじって、
翌年からは自作ルアーの面白さにも気づき、現在のようなはめに。笑
ショアジギの真似事をして青物狙いをするつもりが、シーバスを対象にすれば、近隣のお散歩でもしようかという様な環境でゲーム性の高い釣りが楽しめる事に気付き、
それ以降は実質的にシーバスマンに。(チニングマンという噂も、笑)
ジグをぶん投げていた私にとって、コアマン さんのIP26との出会いは衝撃的。
そして、シーバスハンター、トレイシーと文句の付けようが無い、バイブレーションにも出会い。
市販ルアー博士さながらにルアーコレクター街道を歩んでも良さそうなキャラの私でしたが、ここは自作して行こうと、経済的な算段も相まって
自作ルアー作りを始めたのであります。
最初は兵庫県南部全域を飛び回り、
やれ播州室津の地磯、
明石の有名所や、
姫路、垂水漁港と周り周りしましたが、
意外にも、近場の御前浜の魚が私と遊んでくれたので
いつの間にやら御前浜専属の様になりました。
どシャローサーフゆえ、おのずと釣りはデイでもウェーデングに。
以前やっていた鮎釣りがウェーデング必須だったのでスンナリと立ち込む感じに。
そうなって来ると水深は浅いし、足場が低い状態で釣る事になり、お気に入りのルアーの使い勝手が変わって来る。
チョイスするルアーもドンドン小さくなっていく訳です。
そして自作ルアーもだんだんと60mmを切る物が主流に。
粘ってもスレさせない様にと、バイブレーションとて、弱波動に仕上げていく様に成る。
そうしていると強波動では無いけれど高アピールという、相反するとも言える動きをルアー に求めていきます。
そんなニッチで自分勝手な無理難題は自作ルアーに求めて『プルプル52』や『ズー』が産まれる。(正確には残る。)
『ダイワ シーバスハンターバイブレーション』って、安いし、よく飛ぶし、動きは間違いないし、現在でも大定番であっても不思議でないルアー。しかも気室があって好浮力な所をしっかりしたウェイトを配してシンキングにしている。ゆっくり目テンションかけ巻き巻きなら、表層直下的に通して来れる。
『コアマン アイアンプレート26』をわざわざ個人のブログで取り上げる事自体、少々トホホ。あの形とバランスはある意味、新しいバイブレーションを作ろうか?という方の呪縛にすらなっている模様。
『トレイシー25』ちょうど良い感じの鉄板バイブがIPブームで売りにくかったであろう時期にあえて直球勝負で挑んだ的ブルーブルーさんはさすが!頭のウェイトをやや下向きに配して、長く伸びたリアウエイトでラインアイにかかるバランスが相殺されている。そのバランスが水噛みと引き心地を両立させて、なおかつ水平に近い姿勢をキープしている様。
『プルプル52』があわやランカーか?ぐらいのシーバスを御前浜で呼んでくれてからは『小型で優しいバイブレーション表層直下信仰』が始まる。
それまではどデイで魚が沈み切ってからの釣りが多い中『結局ボトム教』信者でありましたが。笑
そうこうしている間に、自分の作るバイブレーションの飛距離が気になり始める。
後から気付くのですが、当時はMの長竿を使っていて、ラインもPE1.5号。ジグをロングキャストして、シンペン的に使う釣りをよくしていた流れでそうなった。そんなタックルで10gに満たないルアーが快適にロングキャストできる訳もなく。ML竿にPE0.8号で釣りをし始めた時に玉手箱を開けたか?の如く、世界観は変わった。笑
もう少し重たいバイブレーションを作りたいと、配置する重りを重たくしていくと、ある段階でルアーが棒引きに成る。しかしながら、ラインアイを後方にずらしていくとハイピッチ微振動の重たいバイブレーションが出来上がる。(『ズー』の原型)
上下にお辞儀をしながら微振動でボトムスレスレを引いて来る『ズーの原型』で当時の私の技量ではあり得ないほどチヌが釣れた。そしてシーバスもポツポツ釣れた。またまたボトム最強論に苛まれた時代。
「こりゃいい!」とフリーハンドでただ重たく作ろうとした『ズーの原型』は瞬く間に、ややこしい御前浜のボトムに吸い込まれた。
再現しようと思い出しながら『ズーの原型』の復刻を試みるも、逆に微振動にならない。
その上、重たく『ズーの原型』の様にフワフワ舞う軽快さもなく、瞬く間に御前浜ボトムに吸い込まれる。
「これではいかん!」と、水より高比重なボディを付けていたのを、ある程度水に浮くボディに変える。
それによって根掛かり回避は幾分マシになったが、微振動とはかけ離れた、全然違う、何なら振動強い目のバイブレーションが出来上がる。
そして浮力のあるボディを太っちょ気味に纏わした効果か?
軌道自体がフワフワした感じに成る。
『マガタマ』の誕生である。笑
コレがよく釣れたりした。笑
シーバスも釣れたが、
とにかくチヌが好む。
その時御前浜がチヌ絶好調時であった事もあり。
一日に二回年無しを釣ったりして、何だかチニング師の様になってしまった。
「コレではいかん!」と、初心に戻る画策を。
続く