自作ミノー,センジュ88スローシンキング,蒸し返し。

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

釣りというのは、やる方によって様々な受取り方があると思います。

例えば海釣りや、鮎釣りの方は

釣果は『食らってなんぼ』と考える方が多いだろうし、

 

ヘラや鯉釣り、

それに

バスやシーバスのルアーマンは魚との知恵比べで勝つ事に意義があって、

得た魚は出来るだけダメージのない様にリリースするのが基本。

私とて、鮎釣りや海での餌釣りをやっている時には、

クーラー持参で釣果を持ち帰り、

美味しく頂く事は一つの楽しみでした。

ざっくり言うと、

淡水・食べない。

海水・食べる。

的な。

マルチに釣りをなさる方ならこのパターンの方が多いのでは? 

ルアー釣りをやっていると、特に

ソルトルアーをやっていると、その法則が崩れて、

魚との知恵比べがメインになる。

 

んで、

ルアー作りをやり始めてシーバスやチヌはんとの知恵比べを楽しむ中で、

別に近所にバスやナマズがいるならそれはそれで始めたら良いやん?って。 

昨年からテストだけで無く川でも真剣に釣る様にしてみた。

 

海で徹底的にルアー釣りをしていると、

川で同じ様に釣りをした場合、水質の素直さに『ガクッ』っとなる事もしばしば。笑 

湾奥で自作ルアーを使う私。

たまに塩分濃度の高い場所で釣ると

水が重くてガクッとなるし、

川で釣ってもガクッとなる。

塩分濃度たって、

0%から3.5%の世界観、

川が流れ込んでいる湾奥が2%ぐらいらしいから、

その程度の差でルアーの使い心地が圧倒的に変わって来る事におどろいている。

川で初テストなんかやると、

かなり優秀と張り切り、

海で投げると、

川で感じたポテンシャルが皆無だったりする事も多々。

 

しかし、殿堂入りしている優れたルアーって、

海川双方チート系っうのが定石。

ビーフリーズ、ワンダー、カタクチワーム、ヤマセンコー、ジョイクロ、とか、

そのチートさは海川余り関係無い。

んで、

海藻が少しトレブルフックに掛かったぐらいで、

手元に違和感が感じらる様なタイプの多い、

我が繊細なルアー達はソレはソレで可愛いけれど、

海川両方で違和感無く、

スムーズに扱える懐の深いルアー作りを達成したいという目標も有るには有る。

殿堂入りしているルアーって、全部例外なくそのタイプであるし。

バイブレーションと違って、

プラグ物って、この懐の深さを出すのにかなりの調整が必要で、

削るたびに実釣してみないと仕上げたブツが全て無駄になる事もある。

そんな理由も有って川に一時期、チョクチョク通う様になった。

去年に川でナマズの餌化していたセンジュ88超スローシンキング。

海に持って行ったらさぞやシーバスが釣れるんだろうと張り切ったけれど、

レンジ帯や挙動の差異が大きく。

そこから調整が必要で有ったが、

チョット自分には技量不足であった。

というか調整箇所的な物は割り出せていたが型からやり直しに近い状況だと判断した。

一年近くたって、

このチートが期待されるセンジュをシンキングとして蒸し返す。

後部のウエイトは7g、

鋳物の専用ウエイトを作り。

高密度に細くてコンパクトな7gを達成した。

とりあえずボディを両面テープで仮止め的に貼り合わせてテストしてみたらいい感じ、

本付けして待つ。

続く

第八話,自作超ミニスピン,ひとくちスピンII,南甲子園浜,テスト

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

春の訪れを象徴する

桜の花が美しいのは、

言うまでも無いが、

私的には、

春の完成を告げる

藤の花も大好き!

高貴な薄紫と

連なる房の風情は私の

四季の花の楽しみの筆頭で有ります。

山暮らしは

町内放送がヤマビコして全く何言ってるか分からなかったり。

最寄りのコンビニには、車で行かないといけない様な不便さだったり、

ソルト的に海から離れているので、不便な事は多いですが、

日本の自然な四季の花を拝める機会が多く、

それはそれで結構な幸せなわけです。

さて、

車で30分掛かる南甲子園浜での釣行っと言うか

テスト。笑

言わば

『ひとくちスピンII45mm』は結構な成功。

次に控えますは

クリアブレードがシルエットに入らないと言う前提の

PET製クリアブレード。

言わば

『ひとくちスピンII31mm』のテスト。

 

スピンテールが魚の気を引く理由

ある局面で圧倒的に活躍したりする、スピンテール。

そもそも、

バイブレーションが効かない時に

何故スピンテールが有効だったりするのか、

考察してみる。

 

①バイブレーション的明滅でなくフラッシング自体が高速回転して立体的に煌めいているという状態か良い。
フラッシングの発生源がバイブレーションの半分程度のサイズ感のブレードで有り、親ルアーは親ルアーで独立してるとしたら、

小魚が二匹状態の認識になっているかもしれない。

 

②全体で一匹とみなしたとて、ボディ全体が波動を出すのではなく、ボディの後半、約半分が波動を出すという、

魚の駆動条件に近い状態が良い。

 

魚さん的に波動で何かの存在に気づくが

最初は見えないとして。

近づいた正体は細かったり、小さかったりで、

ブレードが高速回転している間は、違和感少なめの食わせ系フォルムである。

 

と、

マァ、こんな所だろうと思います。

一般的な認識としては、

圧倒的に①の考え方が優位であって、

私も同じくで有るには有るんですけれど。

チョット待てよ的な。笑 

実はブレードのフラッシングって余り関係なかったりして?的な。

それを証拠にマッドネス さんのバクリースピンにはクリアブレードも存在する様だし。

コアマン さんのパワーブレードにも当初ブラックちゅうのが有ったはず。

コレ、明らかに一定の条件下でブレードの波動だけ頂いて、見た目はブレードを目立たなくするという効果も有効だと偉人が考えていた証拠。

そういうのって

『付け替える為』では無く、専用機種を初めから作れば新たな扉が開放されるんじゃないか?的な。

 

講釈はエエから早よ投げィ! 

そうそう、ブログ的に私は今、南甲子園浜に居た事をすっかり忘れてた。笑 

事前のお風呂テストで、

軽い軽い0.5mm厚のペット素材を単純に曲げて繋げただけでは、回転させられない事がわかっていた。

そこでブレードの端に噛み潰しを挟む。

するとそれは関係無く回る事を発見。笑 

お風呂テストでは結構な波動を出し回転してくれた。

キャスト!そしてリトリーブ!

海でも波動は継承されてはいるがなんか様子が変。

なんだろうこの違和感?

ルアーが完全に前傾になっちゃってる!

あちゃ!

コレ、前傾を嫌って後ろを重たくしたら、前後がなくなっちゃう事が実証済みで、

前方が重たいのに、姿勢は水平になる微妙な位置でやってるのに、

元の木阿弥。

改良を考えられるのは、ラインアイの位置だが

コレまた骨から変わって来る。

そもそも

トレブルフックの抵抗を舐めていた。

こリャァ『ひとくちスピンIII』も視野に入れんとなぁ。笑