トレトレメタル,4番マル秘ペン,御前浜,釣行記

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

初夏の御前浜は一年で1番美しく、

梅雨の増水の後、出かけていた赤潮もかなりおさまった模様。

雨の間かなり海が荒れていたと想像できる、砂の堆積。

青潮多発の状況下などはこの砂の下に黒い泥が覗くが、それも見当たらない。

これで海底が程良く自然に落ち着く状況になれば私の得意パターンも通用する状態になるのではないか?笑 

岸際にはベイトもたくさんいて無駄な量のボラはんも居ない。

水は澄み過ぎず、濁り過ぎずで、潮も程良く動いている。

ぱっと見は最高のコンディションのハズ?

がしかし、

おそらくまだ水潮の状況なんでしょう。

前日の武庫川テストでも水位はやや増、濁り納まり。

しかし最近の親友『ナマズはん』に丸無視される。

でも川(池では無く)・海兼用で釣りをしていると、何だかわからないはずの岸際の潮加減(塩加減?)が見えてくる。

芦屋浜,南甲子園浜,御前浜共に、

小規模河川の河口に位置していて雨が降ると真水が大量に流れ込む。

湾奥的に潮の満ち引きで川状の潮の流れができるが、

場合によっては海の潮は河口に向かってくる。

その二つの流れが澪筋でかち合うと岸際に美味しい所が無くなり、

澪筋自体も面に突き刺す釣りになり難易度がバンと増す。

大遠投して留める釣りか?

引き出しに無い!笑 

マァ良い苦しゅう無い!

私には楽しみがまだまだ!

『2番サロゲート・トレトレ・メタル』

まぁ最近の言い方で言ったら、ドリルロールメタルバイブ。

ウエイトは19gのメタルバイブ。

引き抵抗は穏やか、

パタパタとトレトレとロールしながら引いてこられる。

トレトレ自体は結構様々なアプローチを繰り返したのちにポンと復刻出来た代物。

本来のメタルに戻してあげるべく、メタル版に再挑戦!

キャスト!

さすがメタルバイブ!

よく飛ぶわ!

トレトレ自体、フォルムが縦にしっかりとあるし、

メタルバイブ的には後方バランス寄りに作っている。

キャストのリリースタイミングを損なうと回転しやすいが、

丁寧に理想的にキャストすると無敵の飛びを見せる。

そうそうキャスト技術改善のテスターとしても非常に分かりやすい。笑(かと言って重心移動ミノー程シビアでも無い)

何をやっても食わない時に座右のルアー『コアマン PB-20』でポンと嘘みたいに反応する事が有る。

トレトレも同様の意外性を持つ。

今日はその真価を発揮出来なかったけれど、笑 

トレトレムーブメタルで再現完了!

続く

自作バイブレーション,7番サロゲート,ズー,蒸し返し

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

サロゲートヘッポコ工房のラインナップも多彩になりました。笑 

ミノーとて、マグレで即戦力系が多く仕上がって、1日の釣りの組み立てイメージをシミュレーション出来る様になって来た。

何年も同じ場所で釣りをしていると『押したり,引いたり』する事で結果が変わる事は多い。

しかも釣り師として『自作してナンボのキャラ』なので、

釣りの組み立て的に、場所替えよりもルアーローテーションで何が変わるかの方が注目する事象なんです。

 

そんな中で最近の釣り。

ミノーは即戦力だし、新エースクラスのルアーが完成しかけていたりで

かなり隙間なく一つ一つのポイントやバターンを塗りつぶして行く事が出来る様になりましたが、大きな穴がポッカリ空いている。

『ハイピッチ微振動系』

サロゲートで言うと

『7番ズー』の領域。

『真7番ズー』ありし日。笑 (全てロストの後、完全再現不可能)

『10番マガタマ』のふわふわトレースと

『真7番ズー』の微振動ハイピッチ・中速だけど起動は縦波型トレースのセットで(ハッピーセットみたいに言うな!)

かなりの確実性を得ていた。

当時の御前浜や南甲子園浜がスレスレ感がなかったとはいえ。

初期の私の必勝パターン(私なりの)でありました。

おそらく1mm・1gの偶然の世界なんでしょう?

『真7番ズー』が100%の形で再現できない。

長いことルアー作りをやっていると

ハイピッチ微振動で良いのなら再現出来る様には成ったが

『真7番ズー』は何回やっても再現できない。

 

よく釣れる(であろうも含む)

微振動系バイブレーションって有るには有る。

例えばメガバスさんのカットバイブのオリジナルの一番小さなやつとか、

以前デュエルさんが出していたハードコアの

前作のソリッドバイブの1番小さなやつとか、

シマノさんのサルベージのソリッドバイブも小さいのは微振動系。

あと、ドストライク過ぎて試す気も起こらないが、

アイマさんのライキリとか、邪道さんのタイニーレインとかも微振動系の模様。

んで!

私の!

私なりの!

微振動の味付けは

重たい目のウエイトの小さなバイブレーション、

水中バランスは明らかな前傾で有るが

空中でラインアイを支点に吊り下げるとほぼ平行。

微振動系前方重心のブツが水流を受けながら浮き上がり、

そして又

頭から下に向かおうとする。

オジキを繰り返す微振動。

振動はブルブルでもなく、

プルプルでもなく、

『ジーー』と言う感じ

『ズーー』と言う感じ。

ここまで完成イメージは明確なのに、

完全再現できないとはどう言う事か? 

コレ、

7番となっているがかなり初期のブツで、

自分で作り、自分で釣って、

ベーシックサロゲートの『5番』と混同していた。

『普通のソリッドバイブ5番』が完成して

大量生産・多用していると、

仕上がりにムラが出来る。

作る時も確信犯的にオモリの位置を微妙にずらしてみたり、

アルミを貼ったり貼らなかったり。

(そこからサロゲートのバカニッチ化が始まる)

『んん?あの細かい振動の奴しか食わないな!今!』

となった。笑 んで!『細かい振動の奴』は乱用されて全ロスト。

スズキとチヌがワンサカいる砂浜などトラップの巣窟。笑 

ソレをボトムチョイ上ぐらいを結構なスピードで引いてくる訳だから、

よっぽどの

『かわす竿操作と水中イメージの把握』が無ければ

ソリャガンガン根掛かりする。

そんな物当時は、今の半分も無い(と言うか意識していない)ので。

ソレでも又作ればいい!と。

『出来ない!』笑 

以前釣り場でよく会う方に一つお譲りしたのを思い出し、返して頂いたが、ソレも『7番じゃ無い方』に近い。笑 

んんん?落ち着いて思い返す。

『真7番ズー』の作り方。

①そもそもメタルバイブを作ろうとオモリの配置は隙間なく施していた筈。

②ポディはモデナ。(高比重)それほど厚く無かった。

③考えたら全てフラッシングさせようとアルミ箔をコートしていた。

④低重心ながらラインアイとウエイトは近い。

あっ!そうか!

考えてみたら、コアマン さんのVJなんて

鉛の上にすぐラインアイが有る。

んんん?

いつでも振動が強すぎて5番化してしまうのはソレが原因か?

よっしゃ100点目指す!

続く