邪道, スーサン75, インプレ

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

大阪湾でシーバスフイッシングをなさってらっしゃる方に悲しいお知らせです。

なんと昨年度の貧果の2つの原因が発覚しました。

まずは、私がヘタッピ。笑 

そしてお次に湾奥での網入れ。

たまたま私がシーバス始めた時に湾奥に漁師さんが注目するぐらい魚がいっぱい居たのでしょうか?(だから一昨年は釣れた?)

それとも黒潮の異変で沖に魚がいなかったんでしょうか?

かなり岸に近い領域で網入れが行われていたようです。

仮にアユなんかだったら網入れが入ったらそのシーズンは終了です。

それでも回遊系の銀シーバスが掛かることがあっただけ、まだラッキーだったようです。

(素晴らしい言い訳発見☆)

どうりで居付のシーバスがどれだけ粘ってもかからんわけです。

居付の真っ黒なスズキを入荷してしまった関係者の方、お味はいかがでしたか?

それはそれは川から降りてきたのも紛れ込んで、

『スズキは臭い』の先入観を増幅させてしまったのでは?

そして生き残ったのにも関わらず私の相手をしてくれなかった、産卵期のシーバスさんたち!

しっかり子孫繁栄してきたのでしょうね?

活性の高い赤ちゃんをお願いします。笑

さて!今年はミノーも頑張る!シリーズ第三回目!

今日は邪道さんのスーサンを買ってみた!

 

75mm7gのリップレスミノー。

ウォブリング を極限まで抑え、ハイピッチローリングとフラフラ軌道でスレたシーバスも食わせる。

何より評判がよい、というか、小場所系の方は大定番らしく、

私も買うのには外せない選択肢なわけです。

何だか動画ではテクニカルなメソッドを村岡氏、大野氏を始め解説してらっしゃるイメージが強く。

『テクニシャン専用で私にはまだ早い』的なイメージがありました。

イヤイヤ!魚居てるけど食わない系の時に居てそうな所にタダ巻きで通すと、スーサンには食いつくという、スーサンミラクルがあるのだとか?

そもそも、力任せ系の私が、7gのルアーに中々手を出せない、

そして何より邪道さんのパッケージデザインのイメージがオラオラ系ぽくって、中々手が出なかったのですが、

これだけ定番化したら、関係ない感じですね。笑

避けては通れない定番に

力任せ系、pe1.2号ヘタッピアングラーの使用感はいかに?

続く

ブルーブルー スネコン90S インプレ

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

暖冬でありがたい事で、昨二日間などは春を感じる陽気で、こうなると「温暖化の影響か?!」なんてご心配なさる方も多いかもしれませんが、

2月5日は旧暦の新年でしたよね?

年賀状に書く『早春』の文言が昔からこの時期に温かい春めいた陽気が見られる証拠ですよね?

っていうか暦の上では節分で春に入ったって事ですよね?

むしろ寒冷化が続き、早春を実感できる年が少なくなってきている方が問題だったりして。

さて!ミノーも頑張るシリーズの番外編、

ブルーブルーさんの

『スネコン90S』のレポートです。

と、その前に私事で恐縮ですが、

私は重度のスラロームフェチです。

(重度のウォブリングフェチでもある、あっ!ローリングフェチでもあるか?何じゃそれ?笑)

幼いころより海で釣りしていると、表層で逃げ惑うベイトが、フルパワーで泳ぐとき頭に当たる水圧の影響かスラロームしている、

そしてたいていの魚が縦に動くときスラロームしている。

何なら海女さんも潜る時にはスラロームしている。

水泳選手もトップウォーター以外で潜水状態の時にはスラロームしてますよね?

と、いうかそれらはワイドウォブリングであるかも?ですが、

軌道を小さなs字にして水を押す力を得て、

直線の推進力を生みだす、さまは、

左右の揺らぎが抵抗化して波動を出す、ウォブリングとは根本的に違いがあるかと思います。

マァ、それで知らず知らずのうちに『クネクネ系』で抵抗波動を出す動きでないものは『ハイピッチスラローム』なんて言ったりされてるんでしょう?

そして、いずれにしてもスラロームが好きな私ですが、ルアー的には、

①極端な前方重心のウエイトの真ん中、真上にラインアイを設け、少しだけ後方におもりを設置してルアー自体を不安定にするタイプ。

②後方辺りに重心を不安定にさせるおもりを設け、推進することにより安定、不安定を繰り返しS字軌道を描くタイプ。(ハンドメイド系の高級ルアーに多い)

この二点が大半であったであろうと思います。

そしてなんだかあまり皆さんも使っていないイメージでした。

おそらく巻いているときの不安定感が気持ち良くない理由。

早引きすると崩壊しやすい。とか、快適でない、そしてその割に爆発的効果も産出できず、同じ買うなら評判が良いものを!と、なりメジャースラローマーって確立されていなかったんでしょうか?

で!そんな状況に一石を投じた的な『スネコン』。

現状スラローム系って様々なものが出てきたり、大手メーカーの中心プラグアイテムにスラロームバージョンってよく聞き、釣具店にも並ぶようになりましたが、数年前は少ない、というか釣具店でいつでも買える状況ではなかったはず。

乱暴に言うとあまり人気が無かった訳です。

そのころシーバス界の重鎮の村岡昌憲氏が満を持して立ち上げた期待のメーカー、ブルーブルー。

創設したてのアイテムもまだ揃わない、(これはわざとらしいのですが)フレッシュブランドのブルーブルーさんが、序盤でスラロームを出すことに「?」と思った方も多かったであろうと思います。

ところがドッコイ!

実際使うと魔法のシステムであることがわかります。

まず「あ~このパターンね!」という構造でないこと。

プラスティクとそれに携わる制作者が気の毒なぐらい入り組んでいて、仕組みがピンときません。笑

そして実際使ってみてびっくりしたのが、大抵リトリーブスピードの変化で変ったり、崩壊してしまうはずのスラロームのS字の軌道がかなり安定して描かれている。そして、どんな推進スピードでもS字の軌道は大きくゆったりと描かれていることです。

よく、ベイトの反転時や、止まってユックリ沈む間合いに、ベイトがスキを見せ、シーバスが食いつこうとしたとき成功しやすい間合いを演出することを『食わせの間を作る』と表現していますが、

弱ったベイトが力を振り絞り、何とか推進しているかのような、大振りでゆったりとしたスラロームはまさしくスキまみれで、食わせの間が推進しているような状況とも言えそうです。笑

 しかもシンキングでレンジ調整も出来、レンジキープも普通の動かし方ではとても行いやすい水の受け具合になっています。

見た目は楕円状で斬新、ウルトラマン的なフィン、見ているだけでイライラする複雑な構造、またそれに輪をかけてカラーバリエーションにクリア系の多様で使用時にまた構想を見てしまいイライラ、そしてこんなに複雑な内部が見えていて魚的にも技術保持的にも大丈夫なの?的な心配をよそに、

シーバス界の偉人はそれをド定番、で使いやすいベーシックスラロームルアーの領域に導いてしまいました。笑

実際に投げてみると結構飛びますが、ラトル的なおもりの使い方のため姿勢は安定しません。

しかしながら様々なハードルアーを使っている方にはマァ合格点だと思います。

バイブレーションばっか投げている私や、それに近い方は「ガクッ?」となるかもしれませんが、不安定に投げてしまっても結構飛んでいます。

やや太い目のフォルムのせいで風にはやや弱いですが、ある程度のウエイトのおかげで強風時でも帰っては来ません。笑 

私はあくまで小さめ軽めの選択肢での使用感ですので、90以上のアイテムはほぼこの欠点を感じさせない仕上がりになっている模様。

スラロームフェチの私にはサイズも色も揃えたいルアーの一つ。

買ってよかった!