第十五話,ルアーのカラー,よもやま話,御前浜,南甲子園浜,シーバス,チニング

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

実は二十五日の火曜日に早朝の西宮ケーソンを早々と切り上げ、南甲子園浜にも行きました。

 

潮回りからして判断あべこべだったか?

先週の18日火曜日は大潮の下げ狙いで御前浜。

今週の25日の火曜日は小潮の上げ狙いで西宮ケーソンと南甲子園浜。

巨大ワンドの様に入り組んだ阪神間の湾奥。

オマケに大きな武庫川一文字が張り巡らされていて、

全国区のセオリーが余り参考にならなかったりする。

奥の奥でその上、どシャローの御前浜。

普通のシャローは上げ潮より下げを狙う方が確率が高いのだとか?

大潮の下げ狙いなんて、いい感じであるはずだがなんかいつもイマイチ。

(クセがハマってないだけかもしれませんが)

この大潮っう奴もアテにならない。

むしろ釣りづらいだけだったりする。

んで小潮の上げを御前浜でやってたら釣れたかも?なんて

南甲子園浜で考えながら・・・。

何やってもアタリさえ無し。

しかし、

釣り行動自体が爽快で楽しいので、

アフターの

『ハロハロラムネ味』は今日も美味かった!

最高!

釣行記ならぬ、グルメレポートは以上!笑

 

とりあえずワームという物の実態の話

ワームのジグヘッドリグが苦手な私。

セッカチで力任せな性格が災いしてか?

ワームのただ巻きでいい思いした事など余り無い。

これまでワームで釣れたのはダートをしていた時のみ。笑 

ご存知コアマンさんの不朽の名作『アルカリ』なんかだったら、

ダートの時は上下を逆さまに差し込み、ビンテールの様な

ミニミニシャッドテールを切るのが基本。

『ドョンドョン!』とか『プルプル』とか揺らぐ

ワームの存在意義とも言えようそのテールを切るのである。笑 

ゴム素材ゆえ、左右の動きの中で水に押された残りテールはプルっと微妙な動きをする事は想像できるが、

それも微々たる物であろうかと思う。

 

代わって

淡水の世界ではスピード感の差異はあるにせよ、

常吉ワームとかネコリグとか、テールドョンドョンあってのワームの意義が存在する。

海ではプラグのジャークベイトなんちゅうのもあるし、

ダートの際に素材がゴムである必要があるかなぁ?とよく考えていた。

これから盛んになるはずの太刀魚なんて

そのワーム自体もう曲がらない構造の物が多いし、

シーバス感覚で見ていると、ここまでして素材がゴムである必要があるかなぁ?と思う様なややこしいフックセッティングのブツが沢山。

 

ここでいきなりブルーとグリーンの話。

んで結局、

ダートするんだったらプラグのジャークベイト何かでいいんじゃないか?と思いがちなんですが、

よくよく考えるとプラグはプラグで内部構造がややこしい。

余りにも透き通るブルーやグリーンのカラーリングだと異物間が強調される様な気もします。

ところがワームで有ればヘッド以外は綺麗にクリア化出来る。

光の加減によっては美味しそうな代物な訳です。

そこで今まで15話も色の話しを続けながらも、

ないがしろにしてきたブルーとグリーンが登場します。

至近距離で見るブルーやグリーン。

アオイソメ・イワシ系・サヨリ・エビ・魚卵・甲殻類卵。

ブルーやグリーンって、形が不自然だったりして訳がわからない状態だったとしても、

魚ハンにしてみたら美味しく頂ける可能性の有る色。

例えばアオイソメ。

人間が陸上で手に取って見る。

アオイソメちゅうぐらいだから青クリアベースな訳です。

それが水中の光の加減でどう見えようが、

陸上では

『青クリアであったワーム状の何か』に他ならない。

キラキラと光る海中からの水中動画、

逆光で海の輝きありきの映像を見ると、

魚自体は影の様に黒抜きされた様に見える時が有る。

しかもコレ、クリアという光を透かす設定の状況に限り、

逆光になったら魚体は影にならず光を屈折させる発光体となる状況も有る。

あれだけイワシは青では無いと説いていたが、もちろん光の加減で真っ青に透けて見える事実は否定できない。笑 だって青物ちゅうぐらいだから。笑

 

ここで10cmに満たない様なベイトは鱗や皮に厚みがなく、

光を透かしているケースが多いじゃないか?と

魚目線で考えた時、小さなルアーはクリアベースがベターではないかと考察出来る訳です。

続く。

第十四話,ルアーのカラー,よもやま話,御前浜,南甲子園浜,シーバス,チニング

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

 

二十五日の火曜日は思い切って早朝から西宮ケーソンに。

ナマズ爆釣ルアー、笑

『センジュ』や

 

メッチャ飛ぶ固定後方重心チドリミノー

『カマキリ』

を阪神地区シーバスの

一丁目一番地の西宮ケーソンで試すべくトライです。

そもそもこのケーソン、

シーバスがややこしいテトラジャングルに潜んでいる事も多く、

私の狙い方の主流はそこから引っ張り出して力技で強引にネットインさせる感じで、

いなしを多用しているとテトラの隙間に逃げ放題。

その釣りにバイブレーションは色々な意味で不向き。

回遊が沢山来てただ巻きやストップアンドゴーなんかで釣りやすくなると

人が比例して多くなり釣りづらい。

居付きはスレッスレッのお利口さん。

なんとも苦手な釣り場だった。

しかし去年辺りから本格的にミノーのお勉強と自作も何作か作り。

私なりの狙い方もチョット見えてきた。

マァ、アタリはなかったんですけドォー!(何も見えてないヤン!)

 

確信出来るカラーチェンジの色は?

カラー云々ゆうとりますけれど秋やら春の活性の高いシーバスか群れている時、

なんでも食うチュウたら何でも食います。笑

それに

この色が良かった、

あの色が良かった!

あの色を使ったから食ったとか、

単純に結果論的な要素も多く、

 

そのカラーが良かったのか?

目先を変えて変化をつければ何でも良かったのか?

正直疑わしいケースも沢山。

(って言うても自分なりの傾向って有るには有るんですが、笑)

 

考えれば考えるほど

『運?』なんて思ってしまうカラーチェンジ、

私の中で唯一、

はっきりとした確信の有る、カラーがあります。

単純に言ってしまえば

『クリア』(色付きラメ入りクリア)

デイゲーム前提の私の釣り。

しかも多投するのはバイブレーション前提。

意外にクリアのバイブレーションのカラーリングって少ない。

そもそもクリアというと

『ナイトカラーでは?』と想像される方も沢山いらっしゃる。

 

クリアを全面に出す上でのルアーの構造的問題

意外にバイブレーションで

クリアと言ったら『ど・クリア』が多かったりする。

只々何も塗っていなくて窓ガラスの様にクリアな奴。

コレ!なんらかの絶対的有効性があったりして店頭に並んでいるんであろうけれど、

私は逆に怖くて買えない。笑 

又、そういうのが釣具店のセールで、半額で売っていたりするのを見ると、

怖いのは何も私だけでは無さそう。笑 

 

しかし『ど・クリア』って、

そのルアーから何かを吸収しようと

構造を凝視したい時は邪魔するものが何も無く、

縦・横・斜めとそのルアーのウエイトがどういった配置になっているのか分かりやすい。

そしてミノーやシンペンならかなりのクリアがあったりして。

しかしマァ!プラスチックの重心移動のルアー、

十センチ、アルナシの世界観の中で、

よくあれだけゴチャゴチャカラクリを忍ばせるものだなぁ!と感心させられる。

『ヘェ〜!こんな風になっているんだぁ!やっぱりプロのルアービルダーはすごいなぁ!』

なんて私が感心するには良いが、

それと同じ感想をシーバスが持ってマジマジと見ているとか?笑 

先程『怖い』と言ったのはその感じで。

『鉛でゴザーイ!』『ラトルでゴザーイ!』となっている感じがどうも・・・。 

クリアのバイブレーションなど

『か・お・がぁ・なぁ・まぁ・りぃ』的な。笑 

 

おそらく人間には想像しにくい、魚はんの裸眼で見た光の世界。

クリアの曲線が光を分けて想像し得ない世界観を醸しているんだろうけれど、単純に投げる物としては不安。

何なら今迄の色の講釈は何なの?チュウ事態にもなる。笑

 

ワームのカラーバリエーションとの相違。

プラグタイプのバイブレーションの大半が頭から3分の1ぐらい迄綺麗に鉛が張り巡らされているし、

樹脂の素材事態も『ボーン』と呼ばれる白系の幾分比重の軽い物が使われている事が多い。

透明のプラッチックに比べて操る際にしっくりくるフィーリングが得られて、ルアーウエイトも稼げるし、あえて透明素材では無い『ボーン』を選択されるビルダーは多い模様。

バイブレーション自体、顔が全部鉛問題もあるし、クリアよりも比重の妙を選択しているのだろう。

現にボーン素材のバイブレーションはキリッとして、気持ちよく使える物が多い。

が、しかし 

ワームに目をやると、

主力どころはクリア系で有る事に反対のかたは少ないであろう感じでクリア系が主流である。

ワームが沈黙を打破する曲面は何度もあって、

ワームジグヘッドリグのその静かな動きがスレたシーバスに効く、という考え方が

腑に落ちる結論なんであるが、実は真相はクリアラメにあったりするのではと考える事が多かった。

続く