南甲子園浜,釣行記,コンマ67,第二話

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

前回の続きです。

夙川河口にいるようなやけに人慣れしたカモハンではなく、

南甲子園浜のクロカモは警戒心が強い。

だからそんなに近くに行ってアップの写真は撮れない。

鳥カメラマンさんがバズーカーの様な望遠レンズを付けて撮影していた理由が何となくわかった。

 

釣行日の前日は節分で遅くに買い物に出かけた妻は

既に半額に見切られた巻寿司を大食いの私でも食べきれない程、買ってきた。笑 

故に朝ごはんはもちろん巻寿司。

しかし、私は巻寿司が大好物で、主食が巻寿司でもいいぐらい。

あの甘く味付けされたカンピョウや椎茸の感じをこよなく愛する。

関西では細巻きでカンピョウのみの『海苔巻き』というメニューがあまりない。

あれば必ず食する。

しかし、海苔巻きとは

『カンピョウ無視か?』というところだか、

それは『あって当然のレギュラー』というところなのか?

そうそう!鉄火巻きをマグロシャリ巻きとは言わない感じか?笑 

というか、やっぱり・・・。

海苔となってる時点で

『カンピョウは?』となるか?笑(いつものラビリンス)

なんだかんだで車の運転をしながら食べる丸かじり巻寿司もオッなもの。

只々海苔がほどけない事を祈りながら。

さて、

中々自分で満足いく仕上がりにならない『コンマ67』

『52』で体験した奇跡をサイズアップしても再現したい。

しかし素人ビルダーにはそうそう簡単に達成出来る課題ではない。

聞くところによるとプロのバリバリビルダーでもサイズアップ・サイズダウンの調整は一筋縄ではいかないらしい。

そんな課題を

ついこの前『自分でルアー作っちゃえー!』と思い立ったオッさんにやすやすと達成されたらプロもたまったもんじゃない。笑 

現代は発信などスマホ一つ維持できれば誰でも全世界に届けられる時代。

そんな中で抜き出た天才が出できたら、潰されるか、スカウトされて手中に入れられる。

だから私は自分の天才ぶりを決して表に出さない。

(嘘つけぇー!笑)

冗談はさておき、

コンマ52の弱点はシルエットが小さ過ぎる事と、

飛距離的に他のシリーズに比べて若干劣る事。

それありきの

『南甲子園浜の奇跡』だったんでしょうけど、

その重量のままサイズアップとなると別物になる事はわかる。

それにやや肉厚なヘッドが多少のウェイトアップを受け入れる事は確信できる。

しかし只々得意の算数で正解が出ないのがルアーの慣例。

水平ジャークが重たかったり、クネクネが出なかったりと、

5番や9番の域をでない。

いつもは恐竜の様な鷲掴みで何でも行動ありきでホイホイ作ってしまう私だが、

take5までの67と完成版の52のバランスを振り返り

徹底的に神経質に思案する。

私的に実はそういう一面もあったりして、実は神経質だったりする。

逆に処世術として、よく言えば行動ありきを貫いている感もある。

そしてtake6。

ラインアイにグリップを伸ばして釣り上げた時

『ええんちゃう?』と言ったかの様にtake6が震えた。笑 

続く

南甲子園浜,釣行記,コンマ67,

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

今年は暖冬の模様で

心配症な方は『温暖化でこの世も終わりか?』と。

イヤイヤイヤ!

科学が地球を滅ぼす論者の方!地球の人口は増えてますから。

ここ10年位は阪神間の冬は寒い日が多く、年に2、3回雪が積もる年も多かったですが、

もっと前のうん10年は、雪が積もるなんてとても珍しい年だったかと思います。笑 

そんな状況で

『温暖化だ!危ない!』

なんて言われても・・・。

オッさん的には

『そ・そぉかなぁ?』と

なる訳です。

秋の台風にしても、

私が子供の頃はもっと悲惨なやつが何回も来ていた様に記憶していますが・・・。

伝染病にしてもディフェンス的な技術(もちろん医療技術も)発達して、

かなり水際で蔓延を塞いでいる様に思える。

あーだ、こうだネガティブな事をゆう前に

現代の進歩も少しは喜んで

気持ち良くなる時間も設けられた方がお得ですよ!と、

私の頭の周りを回る蝶々がゆうとります。笑

 

さて!

 

新エース『コンマ52』

のサイズアップ、ウェイトアップバージョンの

『コンマ67』に

四苦八苦している訳ですが。

私的にサイズアップというのは鬼門で、

おそらくルアーって、小さい方がすんなり成立させやすいのかなぁ?とも思ったり・・・。知らんけど。笑

しかし52mmでは秋口なんかはチョット頼りないし、何より一般的ではない。

奇抜、変人の優位性など一般的な流れの中に合流してこそ際立つのであって、

奇抜、変人界だけで生きて行くには、私の変人ぶりも中途半端。

故に生まれながらの変わり者でも、ある程度ミーハーで有れ!

と自分に言い聞かせて生きて来た訳です。

んで、

このコンマシリーズも小さい事に意義が有る様な気もしないでもないが、

どうしてもサイズアップして、秋に釣果をあげたかった訳です。

結果!仕上がり的に満足いかなかったにしても、

(仮)コンマ67で反応を得た私は

『絶対にこの趣旨のままでサイズアップしてやる!』となった訳です。

しかし、所詮素人。笑 

たまたま出来上がったルアーに

工学的根拠も物理的法則もない訳で、

それを拡大、縮小するのは写真ソフトの様にはいかない訳です。

いうても、とっかかりはコンマ52の元になっている型を拡大する訳ですが。

67÷52≒1.29(倍)私の場合、

二次元の型をおこすには

イラストレーターというソフトを使っています。

そしてその拡大機能を使い単純にコンマ52の型を1.29倍に。

するとアイの穴まで1.29倍に拡大してしまうので、その拡大した事による位置関係を維持しながら

今度は52÷67≒0.78(倍)に縮小する。

これで理屈的にはサイズアップ。

そしてウェイトが・・・。

とマァ素人には大変な作業で

あとはカンとかで何回か作って試すしかないのです。

で!何だかんだでコンマ67もtake6。(使い方おかしい?)

前への抜け感あるのに、

リフトには高い水噛み感。

そして直進時のクネクネ感。

この2つの要素がコンマのお題な訳です。

しかし、ずっと重たかったり、逆に軽すぎたり。

フック背負い系トラブルが多過ぎたり。

海の荒れた日も多く

『この感じ基準になるのかなぁ?』とか模索しながら。

そしてtake6。

多分これで大丈夫。

そして釣行に間に合わす。

しかし前夜に『!』とtake7も仕込んだり。笑 

私には珍しくコンマ67という可能性に集中している。

 

乱雑にルアーケースに入れて出発。

今日は若潮、普通は海が穏やかな潮回り。

しかしさすがに南甲子園浜程よく動いている。

釣り的にもテスト的にも、逆に良い感じ。

クロカモさんは岸辺でゆったり。

私的には珍しい鳥でもなくなった。笑 

カメラマンさんも見受けられない。

もうインフレ化したのかもしれない。笑

しかしクロカモさん!

一体潜って何を食べてるの?笑

続く