自作バイブレーション,1番サロゲート 7

かようこそおこしくださいました!富巳にぃです!

もうシーバスと会わなくなって暫くが経ちました。

彼らにしてみたら恋の季節で、

団子より花になっていて、

オッさんが岸から投げる

ニセ団子など見向きもされないのは

当然と言えば当然なんでしょう。

オッさんのそんな負け惜しみも通るかと思えば・・・?

芦屋、西宮周辺ではエビ撒きではハネがあがっているとの情報。

あれ?

ハネってシーバスでしたよネェ?

チヌも絶好調?

ん?

エビ型の超ミニワームでも、

エビまき釣りさんの真横で投げよかしらん?笑

まぁ、それはないとしても、

狙うは中層から底、

ルアーの動かし方はゆっくり。

個体数は減少傾向なので、シーバス密度は少なく、

ある程度ルアー自体が目立つ事も必要なのに動きがスローなので余りに不自然なルックスや色は簡単に見切られるハズ。

その上、冬は澄み潮が多く、接近戦の勝算が薄い。

前回の釣りでやり残した試みはなかったか?

もう一度考える。

『おゆまる田舎コンニャクの塊が、小魚やエビっぽくって、ゆっくり沈む。

なんだなんだ!とシーバスが注目。

底近くまでゆっくり到着した時に!

軽くブルブル!

思わずパクッ!』

これセッカチの私には向かないが、やってみるか?

それで結局、人事会議で1番が適任と判断、

10番という手もあるが結局、正調1番サロゲート60も完全完成させないといけない。

水の中では軽く、投げる時はある程度の重量感が無くてはいけない。

こういう場合は1つの手として、比重の高いものを極力まで減らして、浮力体(おゆまる)の量を増やし、重量を得る。

キャスト時の回転を避けるようにフォルムも考えつつ。

前回辺りからそれを反映させた結論がこれ!

そして厚付の田舎コンニャク。

投げ感そこそこ良い!でももう少し軽くかなぁ?

続く

釣れたシーバス。美味しいの?

ようこそおこしくださいました!富巳にぃです!

私は幼い頃より様々な釣りをしてきました。

釣りは鮒に始まり鮒で終わる。なんて格言めいた言い伝えも耳にしますが、初めは鮒から。

それが鯉になり、雷魚になり。

私の結婚式の幼なじみのスピーチ

「彼は釣りが好きで川の主の様な鯉を釣ってはあまり綺麗な川で無いのにも関わらず全部食べていた!」と、大爆笑をかっさらっていました。

シーバスも初めは新鮮なスズキを食べる!と意気込んでいました。

スズキは淡白な身でありながら、バックにはしっかりとした旨味を含み、

和風でも洋風でも、

焼いても炊いても自由度が高く美味い魚。

味がとても馴染みやすい。

が!ゆえに!

食べている餌や、生活環境の違いなどで食べ物としての個体差が激しい。

シャローの居付きや川などはどうしても泥底になりやすいので、泥臭くなりやすい。

サビキ最盛期などはアミエビを吸い込んでいるのか、それの匂いがする。

生活排水の影響を受けやすい様な場所の個体は、お風呂の残り湯みたいな風味がするのもあります。

しかしながら、1つの目安として、ベイトを追いかけて紛れ込んできた、背中が黒が薄く、銀色に近い回遊系個体は

通称『銀ピカ』と呼ばれていて臭みがない事が多いといわれています。

それと、普通のシーバスは『丸スズキ』ですが、

磯などで狙えるヒラスズキ。

これのある程度の大きさのある個体はヨダレ必至に美味で、大雑把に表現するとクエ的であり、臭みもなく、ゼラチン質を感じる上品でコクのある旨味は鍋料理にも向いている。

シャブシャブなんて激ウマです。

話は丸スズキに戻り、

銀ピカを手に入れたら、

できれば尻尾とエラから血抜きをしてから神経締めして、ストリンガーにかけて十分ほど海中で血抜きして、場合によっては内臓も除いてしまって、持ち帰れば、基本、万全に食せるかと思います。

ちなみに海には貝毒や流行菌、寄生虫のリスクは付き物です。ある程度のノウハウを持って挑んでくださいね。