自作バイブレーション,4番サロゲート『ユズリハ』2

ようこそおこしくださいました!富巳にぃです!

真冬のド陸っぱりのデイは本当に難しい!

致命的な大怪我必至の転け方をしながらも、引田天功さんの様に軽やかに両手を広げファンファーレを鳴らす方が、私にしたら余程たやすいかわかりません。笑 (まだ膝は痛いですけど)

私の自作バイブレーション、プルプル系やユラユラ系は手に馴染み、それ相応に釣果もあるのですが、

ブルブル系と言うか強波動系はあまり釣果に恵まれない。

理論上、魚を寄せて食わせる力が有るのは強波動系であるはずで、私ので言えば9番、4番アタリなのですが、今まであまり使わないで間違いのない保険パイロットみたいな位置付けでした。

M氏が9番で釣られたり、デッドスローでほぼ不動、中速まで行くと強いめ波動の4番が今いいかも?と思った事もあり、微細強波動の7番とともにガッチリ完成させなければ!と。

昨今、表層近くに気が行き過ぎの傾向にもありますし・・・。

ボトム探りを納得いくまで気持ちよく出来る状態にしないと、冬の釣果はこりゃ期待できませんぞ!

と!

言う事で!

4番、7番、9番を

ガッチリ固めまショーのはじまりです!笑

イヤイヤイヤ!ボチボチいきます。

んで、4番ユズリハ。

フィーリング的には4号割菱が妥当と判断。

 

まぁ、これだけでも15g稼げますので充分といえば充分です。

スタイル的にプルプル信仰が強い私は、

頭とお腹のオモリを離しがちですが、

そうすると引きオモリが発生しやすくなるのです。

シャロー用の55mmクラスのミニバイブレーション界では

手応えが適度にあり心地よいのですが、

70nmレベルになるにつれて引き重るようになっていきます。

その点4番はラインアイの真下にウエイトがあり、

リトリーブ自体で動きと関係なくウエイトを持ち上げてのち動く態勢になるので

リフトした場合、額面通りに浮いてきます。

即ちリトリーブでは引きオモリがあまりしないということ。

しかも、菱形の鉛部分が先行して飛ぶので、

コアマンさんのアイアンプレートには及びませんが、

横風で無ければとてもいい姿勢で飛んでくれます。

薄付のモデナも姿勢維持に貢献しているよう。

リフトには適度な重量感を感じリトリーブは軽快。

シャローや石畳で目線低い目の釣りをする方にはとても操作性が良いと思います。

でも、あれやこれや、

最初は独創的な形状で作り始めても、

なんだかんだでどこかで見たような形になってしまう。

仕方ない。それは定めか?笑

 

 

12月18日芦屋水道、シーバス 2 仏滅だった!

ようこそおこしくださいました!富巳にぃです!

阪神間はキーンと冷える寒さから幾分和らぎ、体自体が冬に馴染んできた事も手伝って、幾分すごしやすくなりました。

芦屋水道の西角近くがどうも気になり、

その日は時間があまり無いのであまり動かずそこで釣り。

釣り方も、いつもであれば何かルアーチョイス的なテーマと言うか、

今ならコイツが最善であろうと言う感じで、

ある程度ルアーのアイテムを絞って出かけるのですが、

その日は何から何まで浅く広く用意して

「こうか?こいつか?」的な

釣りをしよう!と、

芦屋水道西角に布陣。

先ずは表層をコヤツとコヤツで。

これはテストでもあるし、

透明ちょいラメがこの時期いい時もあるらしいので、

ゆまるむき出しの無塗装バージョンで検証に足る、と、

ある程度釣る気も持ちながら、

ギラギラと銀色に輝く水辺にキャスト。

セイゴ的なやつや、

チヌ的なやつ、

ボラ的なやつも跳ねている。

表層はやってみる価値あるかどうかわかりませんが、一応やってみる。

何がしの排水路の上に立ちルアーの動きを凝視しながらテストも兼ね探る。

「もう少し角寄りが良いかなぁ・・・?」と

振り向き、歩き始めたその時!

空が半回転!

海が空で、空が海!

銀が青で、青が銀。笑

 

満潮時、海水に浸かっている、排水路の上はニュルニュル。

そこにセッカチの早歩き。

滑った足が弾むように頭を越える。笑

そうそう!この日は仏滅!

通の人間なら骨折。

ベストのポケットの四つのタックルボックスを支点にスーパーマン状態に。

しかしそれ以上、空は飛べない。笑

「やでもうだぁ~」(訳、やってしまった!)

すごいスピードで半回転して

コンクリートの大きな板に打ち付けられて、

も怪我一つない丈夫な体。笑

 

その代わり少し泣いた。笑

 

気を取り直し、

今度は痛い膝を我慢しながら、

4番と8番ノビール75で

中層スロー引き。

無反応。

「クソッ!」

ついつい下品なフレーズが頭に浮かぶ。

落ち着いて!落ち着いて!

俺。

 

今でも中層を速いスピードで泳いでいるであろうサヨリ。

そんなもん低水温時に無理して追いかけるより、弱った小魚を拾う方が確実なはず。

みたいな気持ちで、

8番55をさっきよりやや下を意識して、ゆっくり引く。

「ポン!」あたった!

さすが我が代表エース

シーバスがチヌかは判らないが「ツン!」系のアタリ。

ノルわけもない。

中層やや下でアタった。

そして、この前から画策していたコアマンさんのアルカリでの名古屋打ち。

少しでも深場で目立つようにと、普段買わない青系イワシを用意。

大雑把な所も多いが、変なとこで以外にこだわる私。

腹の銀と背中の青が逆さまになるのが腑に落ちない、とか思いながら(どこかで見た光景 笑)

「ジージー」と。

アタった!さすがアルカリ!

中層下気味に何かいる!

ちなみにボラではない。

(byボラ掛け名人 笑)

こんな小さなアタリ!

ジグヘッドリグで針を齧らせる事が出来たら、

初心者脱出でしょ?

もしかしたらメバル?

そういえば黒っぽい、大きめのメバルも見た。

 

また、こけないように注意しながら、狭い範囲を刻みながら探る。

挙げ句の果てはメタルジグまで出して探る。

それ以降アタリもなし。

御前浜で持久戦をしてらっしゃる鉄人M氏に連絡。

これもコアマンのvjのアルカリシャッドをボンドで止めて、万全に探っていたら、尾っぽだけひと噛みされた模様。

サヨリのおっちゃん達はポツリポツリと釣ってらっしゃる。

チヌは見る限り釣れてなさそう。

でも気持ちのいい晴れ、

冬にしては、清々しい風が吹き、

海がギラギラと光り、

気分は爽快。

釣れはしませんでしたが、

それ相応に満足して納竿といたしました。

(それがアカンのか?笑)