ようこそおこしくださいました!フミニイです!
ガッツリした梅雨ですねぇ!
やはり来るべき時に来るべき現象は来ないと、美味しい野菜やお米も食べられません。
オマケに武庫川は凄い渇水状態だったので、あれ以上日照りが続いていたら釣果はおろか、
ルアーテストさえできない状況になっていたでしょう。笑
普段は好きでない雨ですが、
今は思う存分降りなはれ!
みんなが困り過ぎない程度に。
さて!
しばらく放置していた
『マル秘ペンシリーズ』
4番手のクローバーリップ。
この調子に乗った感じの造形。
オモチャとしては最高のシェイプ。
それに決してイビツ過ぎて不自然過ぎると言う訳でも無く、
ホウボウとかハッカクとかハゼとかこう言った造形の魚は沢山います。
そして動きは極めて穏やか、
有り得ないゆっくりしたサイクルでロールをしています。
そこに微妙な上下の揺らぎ。
コレはコレで非常に秀逸で有りますが、言うても地味。
私らしく有りません。笑
でも結構かさばるブツながら、
その私的に特異なタイプの仕上がりが面白く、
海には良く持って行ってました。
話は少し脱線。
ブラックバスのルアーに多くて、シーバスのルアーに余り無いこだわりは?
まぁ、色々有りましょうけれど、
私が今回、
着目するのは上下の揺らぎ。
上下の動き。
ご存知最も尊敬するアングラーの1人。
『村上晴彦氏』
その代名詞で有る
『ネコリグ』
『常吉リグ(ダウンショット)』
コレらの有効性のキモの一つは、
上下の動きを重視して徹底的に突き詰められた事だと推察される。
基本的にずっと巻いて誘う訳では無いコレらのリグ。
ルアー自体が場所移動しなくてもルアーが餌となりうる事が強烈に浸透したきっかけであろうし、
バスが横の動きだけでは無く
上下に波打つアクションで大いに反応する事実が当たり前になった大いなる要因の一つなんだったとおもいます。
水中を尺取虫の様に上下に波打ち泳ぐベイトなんて淡水にはいない。(ヒル?笑)
氏は良くボトムに蠢く赤虫やイトミミズを引き合いに出してらっしゃいますが、
それでも泳いでいる訳でも無い。
ドジョウが良く縦の動きをしますが、
それもどちらかと言えばそれまでのテキサスやジグヘッドのリフトアンドフォールに明らかに近い。
逆に海なら
子エイとか小振りなカレイ系とか、
なんならイルカやクジラやオットセイも居る。
(ベイトになるカァーィ!恐竜釣りカァ!)
で、
どっちにしても上下が自然体のアクションでは無いはずですが淡水では革命が起きる程に有効だった訳です。
んで!海ではどうよ?と。笑
んで!
そんな上下クネクネモドキのアクションの片鱗を見せる、
4番マル秘ペンの磨き上げは後々昇華させたいとおもいます。
が!
イヤな物を見てしまいました。
(本当はいい物!笑)
ある一定の条件下で半回転してしまい。
逆さまの姿勢で
『ウネウネウネウネー』っと、動く。
『アー!やっちまった!設計ミス!どんな条件下でも、スピード帯でも安定した姿勢を保ち、しかも上下の波打感はもっと強調させてやる!』と、思いました。
アンドぉ〜!
『この子、逆さまになりたがっている。』と。
私らしい無節操な展開のルアー是非自慢の一品に仕上げたい。
子供の頃の図工の時間のお絵かきの時に
『赤・青・黄色を混ぜたらどんな色になるんだろう?』と
ワクワクしながら絵具を混ぜた。
どれほど鮮やかな見たことも無い色になるだろう?と思いきや!
なんとも言えないグレー系の色に。笑
その時ピークとピークを混ぜるとマイナスに回帰して行く感覚を得た。
強い物と強い物を合わせると弱い物が出来上がる事を悟った。
バイブレーションやミノーやシンペンのアクション、
70%以上の局面であの明確な動きが必要で有る訳だが、
それも人間目線のカテゴリー分けで、人間目線の釣れた釣れない沙汰。
残りの30%は
アクションとはまた違うルアー選択の妙がある筈。そこにクローバーをハードルアーながら入れられるのではないか?と期待する。
しかし
センジュ沙汰が始まり、
フゲン沙汰が始まり
カマキリ沙汰が始まり、
お座なりに。
しかしその間の幾回かの釣行時クローバーリップは逆さまに成りたがっていた。笑
そうそう!
リップを真鍮にした理由は
テストしながらリップの有効な角度を探して行くためでもある。
そしてもう少し口側のリップを水面に平行に近づけていこうとすると
逆さまになり
『ウネウネウネウネ』っと。
ハイ!
分かりました。
久しぶりの粘土ォォ〜!
仕込みやすぅ〜い!
しかし、又逆さまに成りたがったら、半年放置してやる!爆
続く