第三話,シーバス,ワーム,自作,存在意義を考える

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

わたしの職場の建物にはツバメの巣が沢山付いていて、

何世帯かのツバメが子育てをしていた。

ツバメという鳥は見るからにスピード感豊かで飛ぶのが得意な様子。

その飛び姿は羽ばたく動作を感じさせず、

まるでステルス戦闘機かの様に流線型のフォルムままとんでいる。

それがこの季節になると幾分ヘタッピな奴が混じって来る。

数も増えて来る。

ツバメの巣を覗きピヨピヨやっていた、雛ツバメが成長して飛ぶ練習のために混じっているんだろう。

ツバメは何処かに渡るのかな?

いずれにせよ台風が近づいているので、無事に成長してほしいと願うばかり。

結構な群れで飛んでいるのですが、写真を撮ろうと外に出ると逃げてしまいます。笑

 

鳥と釣り師は相棒みたいな物だし。

 

・・・・

 

鵜以外は。笑

(鵜は宿命のライバルと言ったところか?) 

 

ワームとハイブリッドのアンチテーゼ 

魚が居る事が分かってる場所では

ワームやハイブリッドが確立的に最強である場合が多く、

極論、定石であろうかと思う、

特に冬や初春のスモールベイトしか望みの綱が無いような曲面である場合。

軽いワーム系をゆっくり沈めながら移動させるのが有効と聞き実践したりもしている。

しかし私はワームのジグヘッドの、しかも軽いのとかが苦手で、

どデイゲームのスピード感の中で

テール近くにフックがない状態のルアーを

そんなに長くない釣り時間の中で

信じてチェンジせずに

じっくり巻き続けるのはちょっとストレス。

それにジグヘッドリグって重かろうが軽かろうが

巻くなり、ダートなりして動かさないと反応は得られにくいし、

上向きシングルフックとて、根がかり的に優遇されるかというとそうでもない。

ボトムに止めて置いて、ゴムの揺らぎを見せるなんて芸当も理屈的には出来なくも無いが、ボトムから離脱・着底を巻きながら繰り返す事がベーシックで

バイブレーションを巻き続けるよりも明らかに労力を要する。

ソレをするんなら

いっそのこと、邪道さんのヨレヨレとか、ダイワ さんのスイッチヒッターとかで

ザーッと四方八方にトレースしている方が、休日の過ごし方としては腑に落ちる感覚なのです。

しかし、たまに、

『それじゃぁ!ワームでも投げてみるか?』と何気に投げたワームが

状況を一変させる事があるので

コアマン さんのアルカリ

の沖堤イワシ・トウゴロウ。

ダイワさんの ミドルアッパーの

富津ベイト。

ピックアップさんの

スリートラップの内湾イワシ辺りは

いつも欠かさず持つ様にしています。

(ヘビーユーザーやん!笑)

しかし本当にゴムで無ければいけないないの?と思う事も有るし、

前回のお話の様に、

バイブレーション的に寄せる波動を出す訳では無いので

『細くて、前方重心で、クリアラメ的なバイブレーションが有れば最強チャウン?』と発想して

作り出したのが

『12番サロゲート ・クリアハード』なんです。

実はこのクリアハード。

甲型と乙型という区別があって、

甲型は微振動I字タイプ。

乙型はプルプル系ボディが曲がって見えるタイプ。

投げてる時の楽しさは

曲がって見える乙型の方が楽しいが

実際こちらはナブラ打ちなんかは勝るけれど、

普段の釣りでは

甲型の方が実績は高い。

即ち

『前方重心、緑やグレー使いのナチュラル系クリアラメ、細身のシルエット』

コレを満たせばワームがなくてもいけるかなぁ?と。

 

バスのワームの多彩さが気になる

ルアーマンたる物、

シーバスでなくても優れたルアーを作られる方は注目せざる得ない。

特にブラックバスのルアーはシーバスに比べて動かし方、形状のバリエーションも多彩で

『コレ、あんな時の海、こんな時の海で投げたらどうなるだろう?』と興味は尽きない。

特に日本でのワーム沙汰の中興の祖と言えよう村上晴彦氏率いるイッセイさんのギルフラットやカタクチワームなど

 これだけ完璧な造形を有しながらワームとしての機能も完璧なカタクチワーム

 ジグヘッドリグあるある。笑 アタらないよりイヤだったりする。笑

 ギルフラットって一つの究極。海でたまに勤めて投げているが実績はまだ無い。

『ポテンシャルが高い』を通り越して『気味悪い』レベルに達している。

放置するとドョンドョンと微妙に漂い、巻くとウネウネウネ!っと見事な動きをするのだから

『これ以上何を望むのワーム』

に到達している様に見える。

これ以上望むとするなら、

ソレは生き餌で泳がせ釣りの世界観で頑張って下さい的な。笑

考えてみたらシーバスのジグヘッドリグ一辺倒の世界観。

ハイブリッドであったとしても極端な前方重心。

角度やウエイト・テンションなど工夫すれば様々な見せ方が出来るとはいえ、

結局水槽のドジョウの上下運動的な挙動をいかに制御してバリエーションを増やしていくか?の範疇であって。

ソレだけがシーバスに有効だからジグヘッドリグに収まるのか?未開であるだけなのか?って、実証していくには、

誰もやっていない事をやり続けるしか無い訳で、

現にバス釣り動画の川での取材。

スイムベイトやスピナーベイトでシーバスが釣れるなんて事も多く。

オフセットフックやスピナーベイトていいんなら、

根がかりを恐れずややこしいところを狙っていけるヤン!って安易に考えてしまう。

ソレにバスの様に定点でドョンドョンしているワームで魚が寄ってくるなら、

巻き巻きオーバーヒートの呪縛から抜け出して

落とし込みみたいな狙い方もできるので在れば

エビ巻き師優勢季節沙汰にも一矢報いる(勝負していたと仮定していた場合)事も夢では無い様に思える。

ワームはそんな可能性を予感させてくれる。

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