浮く粘土?続、ルアーを粘土で作る。バジリコさんのモデナソフト

ようこそおこしくださいました!フミニイです。

最近、私的にブログや動画の傾向が変わって来ました。

そもそも私は人にルアービルドを手放しで御伝授出来る様な上級者でも無いが、

そんな事はお構い無く、

私が5年以上続けてきた

『簡単自作ルアー』の楽しさを、自分だけのオリジナルルアーを持って釣り場に向かう時のワクワク感を、

より多くの人方に伝えられたら良いな、と。

例えば釣りが好き、クラフト系・DIY系が好き、しかし本格的に時間や経費を使う余裕は無い。

こう考える方々向けに少しは役に立つ発信ができるかな?と

面の皮厚い目で進めていきます。

今後ともも宜しくお願いします。

 

モデナホワイトの注意点振り返り

さて、前回の投稿で私の座右のルアーボディ形成用粘土・モデナホワイトを紹介させて頂きました。

マァ、私的に必需品なんですが、

そんなモデナにも注意点は有ります。

①浮くわけでは無い

②①に共通するがバルサ製の様なアクションのキレ(対比)は薄くなる

③250gで800円から1000円だったりで粘土的には高級

④程良い柔軟性ゆえに荒い目の釣りをすると歪む(戻しやすくも有るが)

的な。

沢山の方が自作ルアーを作る際に問題となりそうなのはは

多分、①と②の要素、高比重である事。

「モデナと似た使い易さで水に浮く粘土無いの?」

となるでしょう?

実はモデナには低比重な弟分がいる。

その名も『モデナソフト』

 

低比重樹脂粘土モデナソフトの特徴

バルサなんかでシーバスルアーを作っていると、

なんだかんだで仕上げが大変だし、その素材の脆弱性に嫌気がさしている方も多いはず。

強化コーティングなどを完璧にこなして比較的丈夫なルアーが作れる様になったとて、

「そこまで浮力要らん」

「バルサでは比重が軽すぎて、飛ばすルアーが作り難い」

「アクションが自然で大振りしないスレ対策系ルアーを作りたい」などと 

強度と素材の浮すぎをクリアするために、

木材自体を

キリやアガチスに変えたりして、

想定以上の加工のしずらさに後悔した人も沢山いらっしゃるでしょう。

そんな方にはモデナソフトという選択肢が有り、

私はその辺りの問題をモデナソフトで解決してきました。

浮く素材なのでフローティング系ルアーのボディにする事が可能、

私ジャンルで有ればマユやダコールそれにセンジュ

とかにかなり多用しています。

 

モデナソフトの特徴

①水に浮く

②乾燥後は水にある程度強い

③溶剤系のトラブルは見受けられない

④高比重なモデナホワイトと混ぜ合わせてボディ素材の比重の調整が容易(ココかなり便利)

モデナソフトの注意点

①モデナホワイトと同じく粘土としては幾分高級

②水性で扱いやすい部類だがモデナホワイト程では無い(伸びもモデナホワイト程は無い)

③粘土自体の白が完全な白で、モデナホワイトみたいに地色を活かせたりはしない。一旦ベタ塗りが必要なケースが多い。

④乾くのに最低3日程は必要、モデナホワイトの様にバカ早い仕上げはできない。

⑤乾燥後も生成りのままでは塗装を完全に吸収してしまう風合いで下塗りしないとアルコールマジックなどでグラデーションは出せない。

⑥モデナホワイトと比較してかなり柔軟ゆえ、セルロースセメントなどのコーティングが割れやすくもあるしモデナホワイトと比べて素材としてもやや弱い。

トマァ、

こういう点に注意すればかなりの優れものルアーボディ素材となりうる。

しかもモデナホワイトと混合すれば、モデナホワイトの特製を加味できる。

マァ、この優れ者、興味のある方は、

大手クラフト系店、画材点などで入手できるが、なんだかんだでアマゾンが安かったりするので、

もし良かったらリンクからご購入なさって下さい。笑 

でないと私はアマゾンさんから見放されそうです。爆 

フローティング系素材として伏兵的に利用させてもらっている物、コレから使おうと思っている物、

コレらYouTubeの動画も同時進行で紹介していきます。

出来ましたらYouTubeのチャンネル登録も宜しくお願いします。

第六話,自作ミノー,センジュ・ソリッドシンキング

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

今年の阪神間の天気は変だと感じる事が多い。

梅雨が早々と来て

開けたかどうだかわからない感じの

今がそうだし、

春の時期も寒いと感じたり、天気が悪くてどうこうという日が多く、

お日様に当たった日が短いままに

夏に突入しそうな感じ。

慣らし無く炎天下をウロチョロって

夏がキツく感じたりするんじゃないか。

晴れ男・夏男なのに?

私も、

もう結構なオッさんだし、

用心!用心!笑 

さて、

センジュソリッドシンキングはぶっ飛ぶし、水中をフラフラ漂えるし、

アップクロス放置では完全に水流と同化するし、

それはそれは出来の良い・・・。

アレっ?

シンペンやん!という事で

巻いてる間にヌッとレンジが入る感じと、どんなスピード帯でもスラロームするという、

ミノーとしてのセンジュ特性が薄い事に気付いてしまった。

 

センジュ88ソリッドシンキングtake3の有り余る優位点 

しかしながら、シンペン的だと言っても

センジュ88ソリッドシンキングtake3には有り余る優位性があり

『良く飛ぶシンペン的な物』としては、詰んじゃってる感が有る。

①水平姿勢遊泳 

②クッキリとした、水平ハイピッチシミーフォール 

③かなり飛ぶ、無理なく飛ぶ、飛ぶために産まれたぐらい。笑 

④水中を彷徨う、

 転じて、短時間のステイがロッド操作で簡単に出来る。

⑤ぶっ飛ぶブツなのにミノー程度の沈下速度、

巻いてシンペン的上昇軌道なので、ややこしい所も臆さず通過させやすい。

と、

ボツにするにはあまりにも優れたルアーである。

しかし,まぁ逆に言うと

リップのワイド化とか意味が無い様に思えたし、

挙動特性は

ほぼほぼシンペンで有る。

 

飛距離感はまだ余裕が有る

全金属でないブツとして、マックスに近い飛距離が出るコレ。

センジュ88ソリッドシンキングtake3

例えばメインウエイトをヤヤ軽くしたら、

リップの水圧を全体に反映させる事ができるのでは?と、考えた。

実はtake3 の後にtake4は実験済みで、

コレはルアーの姿勢を前傾に振ったらリップの影響力が増すのでは?と試したが、

やはり全体の重さが

リップの効果を微小にしてしまっていると判明。

だからtake4はすぐに崩して、

そのままtake5に行くぞ!

続く