ようこそおこしくださいました!フミニイです!
複製したコンマ67の次のカラー。
ハク調ベージュです。
派手はダメで、目立たなくてもダメだ!って?
春先の御前浜。
小さなハクが潮の効かない岸際に漂うのを良く見かける。
どこかで見たその風景。
そうそれは幼い頃育てたメダカのそれ。
ほんのりと白濁した白地に薄いベージュともアンバーとも黄色ともつかない切ない色を帯びている。
スモールベイトって共通してこの色合いになる事は多い。
おそらく砂や土の色が反映されやすい浅瀬で過ごす魚はこの手の色合いを有する種が鳥からの難を逃れる事ができたのだろうと思う。
言うなれば浅瀬に行きたがる色合いの小魚が深場に入ってこようもんなら、それはシーバスにとって格好のカモとなりうる。
そんなロジックが成立するしないは別として、
春夏の間に散々定番カラーを投げてもピクリとも動かない海が
時にハク的ベージュでざわめく事が有る。
岸にいるハクを真似て塗ってみたが
考えたら、
邪道さんにも
村岡正憲氏カラーにも
大野ゆうき氏カラーにも
メガバスさんソルト系にも、
この手のカラーは現存し、
マァ、似たような条件下で使われるのかもしれない。
しかしネーミングを拝見すると
『イカ?』となったりしていて、
その用途は私の目論見とは違うのかも?ですが、
少ない私の市販ルアーコレクションの中に
その手の色は多かったりする。
比較的水が澄んでいて、釣り荒れしてそうな時。私的にはコレを大事に投げる事が多い。
多色マジックの真骨頂
例えば青や緑系色合いなら、
マッキーの青・水色・緑・黄緑・黄色を500円少し出して揃えれば、
相応の表現は可能で、
逆に微妙なトーンの調整をしない方が、メリハリの効いた色合いに仕上がるなぁと思う事もあります。
仕上がりが美しく
持っていてテンションが上がる事と、
魚の気をひけるかどうかは別問題で、
私自身その持論に支えられて、
残念系ルアーを増産して来た。笑
しかし、
ハク調ベージュとか、鼻から微妙な色合いって、
表現しようにも、そんな色の要素は
多色マジックで適した色を選ぶしか無く、
逆に
このコピックE系をいくらか所有することにより、
インスタントカラーリングの幅はかなり広がる様に思えます。
例えばエアブラシを使うにしても
この微妙な階層を混色しながらグラデーションにするのはプロ並みの知識と、技量が必要に思える。
しかしコピックなら蓋を開けるだけで簡単に塗れる。
使用コピックとマッキー・マニキュア
灯台下暗しでドゥベストさんのゴールドが白っぽい金で非常に自然。
ラメ感(グリッター感)が少なく、あっさりとした金地が塗れる。
使うコピックはE57とE35・E31、
それにマッキーの黄色。
青銀に同じくとても簡単に仕上がり使いやすい色。
是非お試しあれ。