邪道,グラバー,Hi68S,インプレ

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

最近その偉大さにひれ伏している邪道さんのルアー達。

前にも書きましたが

パッケージのオラオラ感と

マニア感、テクニカル感、漂うラインナップが

私的ではないと、初心者向けではないと、勝手判断し間違えておりまして。

邪道さんのルアーに導いてもらって、いろいろできたであろう、貴重な3年のシーバス釣り始め期間をほぼ邪道なしで過ごしてしまいました。

そんな中、

そう!

バイブレーションバカ全盛期の期間中に

1つだけ大野ゆうき氏の動画に導かれて、

ロクにメソッドや使用局面も把握せず、

飛びついたルアーがグラバーだったのです。

当時自作バイブレーションのラインナップの中に、

表層直下でルアーを見ながら早引きできる物がなく

「この領域はしばらくプロのルアーで探るしかない」と

とびつきました。

張り切って暫く使いましたが、

私は飛びついたが、

魚は飛びつかず。

(もちろん使いこなせてないからですが)

その後偶発的に自作のクリアハードが釣果をあげたので、

グラバーの方は、なんかいいルアーなのでもったいないと宝物化しておりました。笑

素人のハンドメイドに、ある日限界が訪れます。

言わばクリアハードはショートバイトでも口にかかりやすくするために、リアフックを付けた代わりにカチカチにされてしまったハイブリッドみたいなもので、表層や表層直下をウネウネ混じりに微振動で進みます?

ハイブリッドの表層系早引き能力と、ハイブリッドでは実現し難い、完全リアフックを装備している代わりに、ゴムの齧られっぷりは得られてないようで、他を投げてダメならワームかハイブリッド的な恩恵は受けられない。

ハードルアーはハードルアー的な。

何より沈まない様に表層用のウエイト配分しているバージョンはバイブレーションとしてはあんまり飛びません。

その辺に居てる!って時は、

8番

 

8番かクリアハードで充分ですが、

広角大遠投、表層、なるべくスレさせない寄せ系バイブレーションは釣具店にも売っていないし、(知る限り)

自分でも難しい。それである日、そうそう!と、

ローリングベイトがそれなのか?的な感覚で購入し、まぁ違うかったとしても定番だからいいか?

みたいな感じで買いました。

抜群にさすが良いルアーではあったのはいうまでもないですが、探し物とは違う。

思っている感じには当てはまらない。

口で水掴んでる感が欲しい。

そして、微振動感も欲しい。

 

時は流れ。

 

ビギナーズラック的な大金星は三年目にもなると、さすがに訪れず。

四年目は実力を付けるしかないと。(当たり前)

研究の結果、

三年目の春のチヌ名人事件に始まるチヌ騒動、

アンド、

シーバス釣りやってます発言、剥奪されそう事件、笑

まだまだ厳しいだろうけども御前浜(香櫨園浜)早朝チャレンジ!

はボトムコンタクトを安易に繰り返したせいで、

タダでさえシーバスが網入れで少ないのに

それにプレッシャーを与えて散らしてしまい、

チヌはボトムノックで寄って来た的な原因だと推測されました。笑

なにぶん初(ルアー)釣りシーバスはボトム。

そしてボトムを引くとチヌも含めてシーバスも釣れる事が多く『ボトム教』信者に。

しばらくして

神はボトムだけにあらず!と

新しい宗派を様々に見ていきます。

表層教、表層直下教、中層教、

ボトムから表層に向かい斜め上がり教、

1番厳格で修行が厳しい、

動かすな教。笑

路頭に迷った私は、

表層直下教に身を寄せます。笑

そんな暮らしの中で、

いくら探してもどこに居るか分からず行方不明になっていた、シーバスと再会する事が出来ました。

そしてバイブレーション巻き巻き教から扉を開いて導いてくれたのがこのグラバーだったのです。

このグラバー、よく飛ぶ小振りのミノーながら

ゆっくり引いても早く引いても、バイブレーション的な微振動を発しながら表層直下を安定して泳いでくれます。

巻き巻き教信者大歓迎のご様子。

しかもたまに程よくバランスを崩す。

邪道さん、得意のオート食わせの間。

そしてビビるのが、

水平ロール沈下。

バイブレーション一団が苦手とする、大きく開いた隙間を充分過ぎる程、塞いでいます。

何より大玉の移動ウエイトがキャスト時にはリアビッシリに移動して、

風が無ければ後方重心ジグ的な投げ感。

普通のバイブレーションがキャスト時には前方重心で、

一度反転させる間、というか、

頭から回転させずに飛ばすためのちょっとした脱力がありますが、

グラバーの場合は遠慮なく竿の反動にのせられます。

しかもふつうのバイブレーションと違って、

太めではあるが、空力良さげボディの中は空洞の面積が広く、

ロール沈下を程よくこなします。

そしてトゥイッチ、ジャークにも反応が良く。

水平姿勢をキープしているのでエビなどのトラブルもない。オマケにデッドスローで引いていくとユラユラシンペン調の尻フリムーブをしながらボトム近くを水平引きできる懐の深さ。

まるで秀逸なシンキングミノーの様な使い心地。(イヤ!だからミノーだって!)

小技師、

巻き巻き師、

上級者、

初心者。

すべてのアングラーの表層直下探りに答える、

特別なミノー。

買って良かった!

ダイワ、スイッチヒッター,85S,インプレ

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

春は確実に近づいて来てる的な陽気です。

自作ルアーは小休止中ですがもうそろそろ作らんと、地味にロストをコツコツと積み重ねていますので。笑

ジグミノー的なペンシルのサネが使える様には成ったが、

回ると動きとの兼ね合い。

必然的固定重心の中で

水平ロール沈下を守ろうと考えると、

どうしてもバランス的に同じような着地点にたどり着く。

飛距離とダートした時の安定感を出せないと自作する意味は余りなくなり。

ワンダーや、このスイッチヒッター代の節約でしかなくなる。

この2つのシンペン。

シンペンとしては対照的で、

余りにも有名どころ。

デイの遠投クルクル屋にはやはりスイッチヒッター85Sは安心して使えるシンペン。

まず約20gの重量。

「飛ぶルアーは何?」の質問に思わず即答で答えてしまいそうな飛距離。

飛ばない系なメタルバイブよりよく飛ぶ。

少なくとも私の14番バイブよりよく飛ぶ。笑

そして、動き。

シンペンの1つの信条のユラユラウォブリング はたまたウォブリング 的スラローム?

マァ、その感じの動きをハイアピール気味に

キッチリ大きめにタダ巻きで行う。

肝心のフリーフォールはバッチリ水平ロール、

幾分ハイピッチに確実にこなす。

この手のルアーに有る、テンションフォールではロールしてくれない現象はなく、

キッチリロールしながらカーブフォールしてくれるので巻きと止めだけで釣りを成立させたい、気分の時にはバッチリかもしれない、楽々ルアー。

20gもあるのに竿を立てたらアッサリ上昇してくれて安全ゾーンキープも簡単。

すなわち無くしにくいので同ルアーでカラーを揃えたい場合、私の様なヘタッピはスイッチヒッターにしておくと様々な可能性に接する機会が増えそう。

よく動くシンペンにありがちな『転回し過ぎちゃうん?』的なリトリーブ時の過剰ロールもなく、

どちらかというとロール感が少ないプリプリ感とユラユラ感を併せ持つ。

冬的なギリギリ生きてる感デッドスロー、には不向きな様で、

デッドスローではゆったり緩やかなな、それこそスラローム系の動きになる。

イヤイヤそれはそれで凄いことに。

完全に単にシンペンと言うのには当てはまらない。

かと言って

ジグミノーというにはデリカシーが非常にあるので当てはまらない。

いいとこ取りですね?

どっちにも使えます。

僭越ながら私が異名をお付けしましょう!

『スイッチヒッター』

(イヤイヤ!本名!)