陸続き,西宮ケーソン,阪神間のメッカ

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

最近何だか私自身、機嫌が悪いのか

珍しくネガティブ傾向ですが、

こんなに有名な名釣り場が近場にあるのは誇りといえば誇り。

本来の自分に立ち返って、今日は西宮ケーソンベタ褒めと参りましょう!

海の果て感漂う風情が居心地が良い

なんと言っても私の若い頃はこの西宮浜埋立地は

まだ空き地の広場のような状態で、

車免許取立ての私たち世代には、ドライブデートの定番で防波堤カツカツに車を付けてドライブスルー的に夜の海を眺められる、貴重なスポットでありました。笑 

よくよく考えてみると、

今、ケーソンの付け根の

不要車をリサイクルしている風のあの施設の下がスリットの防波堤、

あの場所だった様に思います。

ガシャんガシャんとペシャンコにされて分解されていく車、

乾いた風に独特の砂埃とオイルの匂い。

お世辞にも空気が良いとは言えませんが、

独特の風情があふれ、

映画『バクダットカフェ』をおもいだします。

孤独と自然と廃棄と出会い、なんとも、いつでも感じられる感覚では無い。

水は大抵濁っているのですがなんとも独特で結構居座ったりしてしまいます。

最近余り見なくなりましたがこの筋にはよく台船が止まっていて、

キワキワに縦の釣りや船べり通しをしてまた歩みが止まる。

手前の内湾側とてベイトも多く潮も良く通り、そしてある程度深いのでとてもいい感じ

なのですが、外向き以上にスレッスレの事が多いです。笑 

一つ目のL字の外向きには凄いテトラが

海上、海中にも敷き詰められていて、

この辺りが、

エビ巻き、フカセ、シーバス、落とし込みの全本命ポイントであろうと思います。

ゆったりとたっぷり転がっているテトラにシーバスやチヌがウヨウヨ潜んでいる模様。

仮にココがプライベート釣り場なら、毎日入れ食いだとおもいます。

しかし釣り師の往来が激しい場所でもあるのでやる気のある魚も多いながら、

ややこしい水中ストラクチャー絡みに魚も沈んでしまっているので、

魚を引っ張り出した上にガッツリ食わせて、その後はある程度強引目にやり取りする、

テクニックが要求される様です。

それより先は沖堤防そのもので、

潮目を頼りに深い水深下でレンジやパターンをいち早く見つける勝負。

そんなに簡単な釣り場ではないですが魚影は濃いのである程度の確率はある釣り場です。

西宮ケーソン,って元々,立ち入り禁止,

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

阪神地区では最も上級者好みのメッカ的釣りスポット

『西宮ケーソン』

足場も良く、水深、潮通しも良く、沈みテトラもあって、魚影はピカイチ。

それ故に常に釣り人が絶えなく竿を振り、

シーバスアングラーもマズメやナイトには多い。

ココをホームと通う方も多いのではないでしょうか?

私も餌釣り師の頃は良く通っていました。

ルアーになってからはたまにお邪魔する程度。

主要な狙い所の足場がテトラであるのがちょっと。笑 

オマケにトイレがちょっと遠い。

人気釣り場故に人が多くて釣りづらい。

1.2キロにわたる長い防波堤、

完全無欠の沖にたどり着くまで

『ここ投げて見ようかなぁ?』

なんて誘惑も多く釣りがまとまらない。

そんな理由でしょっちゅう通う感じでも無いですが

基本大好きな釣り場。

しかし、一つ気になる事が・・・。

ケーソンの入り口には明確に立ち入り禁止と書いてあります。

そして釣り人は明確にそれに逆らい釣りをしている。

釣り師目線的には完全に必要悪の行使です。笑

もちろん、ガチの立ち入り禁止なら警察でも出てくるぐらい人は沢山釣りをしているので、

暗黙の許可をみんなが授かっていると解釈できましょう。

しかもケーソンのコンクリートに直書きで『釣りのゴミは各自持ち帰りましょう!』とか、書いてある。笑

(立ち入り禁止では?笑)

西宮市や西宮浜住民の皆様の懐深き融通に只々感謝と感激ですが。

どうせならケーソン饅頭や

ケーソンアイス、

ゆるキャラ『ケソモン』(センスのカケラも無いネーミング!)

とか

それ相応の経済的細やかな貢献でもできると

もっと気持ち良く通えるのですが贅沢か?笑 

そもそも釣り人って現代社会で胸張って『我れ釣り人ナリ!』と楽しめるショア釣りは少なく、

なんならペコペコ

『すいませんお邪魔させて頂きヤス!ええ!チンケな釣り人でごぜぇやす!ペコペコ』的な

立場になるケースが多々。

どんな海辺の駐車場に止めても、

何だか釣り人って、マイノリティー感を感じながら止める気分にさせられてしまうし、

何だか釣り公園以外で釣りする釣り人は

『裏釣り人感』を感じざるを得ない感じ(考え過ぎか?)笑 

コレは釣具代以外の余りににも徹底した『タダ』に起因しているようにも思える。

浜辺の駐車場などかなりのパーセンテージで釣り人の駐車料金による収益であろうかと思われるが

ケーソンの様に

『ココはヨット利用者の駐車場だが、釣りする人に止めさせてあげないでもない』(卑屈になり過ぎか?笑)

みたいな心持ちで車を止めている。

逆に言うなら『釣り場駐車場』的なネーミングがちゃんとあって、清掃料とかが含まれて、若干割高になったとて納得して釣りを楽しめるのではないか?

余り行かないが淡路島や須磨以西の兵庫県の海辺の駐車場はあからさまに釣り客や海水浴客向けの風情で

そう言う気分にさせられる事は少ない。

だいぶん西宮ケーソンそのものの魅力を伝えるには程遠い、ブログにまたなってしまいましたが、

釣り師目線のケーソン話は次回に(又カァーィ!)