続,シマノ,サイレントアサシン,80S,普通とどう違う?

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

前回のサイレントアサシンのご紹介。

なんだかシマノさんのご紹介みたいになってしまい、しっかりとルアーの魅力をお伝えできていなかったかも?と。

今日は私なりにポテンシャルの秘密に迫る気持ちで考察していきたいと思います。

最新型樽型重心移動の中でも

シマノさんの『AR-C(言わばバネ型自動重心移動)』は

投げ感が自然で非常に扱いも楽。

理屈はこう!

スイム時のオモリの定位置はマグネット。

重りをマグネットから外して、バネの上に載せた状態でキャストすると

最初は重みでバネを縮めたまま飛んで行く(後方重心の状態)。

スピードが乗っているウチは強い慣性が働いて本体とウエイトの関係(後方重心)は維持されるが、

速度がだんだん下がるにつれて、

バネの反発力が優位になり、

着水時にはオモリがマグネットまで押し出されている。

投げ感も自然で最高!

しかし、コレは他のシマノルアーにも付いている。笑 

動きの秘密!

サイレントアサシンの断面はディアドロップ型で

お腹は平面的になっている。

いい感じのシミーフォールはここに当たった水が作用している模様。

変わって背中に行くにつれ体の幅は狭くなりとんがっていく。

リップは横に広い目の逆三角形でしかもラインアイの位置がリップと近い、

というかほとんど下辺に沿った線状に位置しているので、

基本的にはソレはソレは引きごたえのあるミノーに仕上がるはずであるが、切れ込んだ鼻先と背中が余計な水をきれいに逃して、非常に小気味良い引き心地。

姿勢はほぼ水平(やや前傾)に泳ぎ、キレのあるウォブンロールでリトリーブ時の手応えはバイブレーション的な爽快感さえある。

しかし全体的に上から泳ぎをみているとシャッドやクランクのようなブリブリ感もあり、動き自体は派手目。

しっかりと泳ぐミノーは大概の場合、デイ的なスピード感で巻くと必要以上の水押しを感じたり、破綻したりするものであるが、ブリブリ動く割には少々の速引きをしてもサクサクと水を切っているのが分かる。

ただ状況によっては、

このミノーとして、完全なる動きが過ぎる様に思う時もあり、そう考えると現代のミノーの傾向からして、動き過ぎと感じる方もいらっしゃるのであろう。

しかし、

しっかり動いて、80cmぐらい潜り、

スロー気味のシンキング、

しかも飛距離が凄いとなると

『ルアーケースから外せない』

ブツである事は間違い無いであろう。

自作バイブレーション,コンマ67,3回目,

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

春にいい思い出を作ってくれた

『コンマ52(9番サロゲート)』

苦節四年!(短っ!)

自作バイブレーションでストライク入れ食いになった時の爽快感。

言わずとしれた、

泉裕文氏のワームでのダート釣法(ワーム逆付けバージョン、普通付けバージョン)

大野ゆうき氏のミニエントやモンキー69バイブによる、バイブレーションでダート釣法。

松尾道洋氏のデイでもコットンキャンディの方がナチュラル系よりも有効なケースが多く、魚の見え方は思いの他、自然にみえているとの発言。

そんな偉人のメソッドや提案をソックリそのままマネさせて頂き、

自分の釣り場所や

魚のメンタルコンディションのイメージ。

レンジ、岸からの距離感、

足場の高さ、など様々な相違点を照らし、

プルプルやムジュウ以外で

自身が信じ切って連投出来るバイブレーションルアーの新たな切り口を意識して、仕上げました。

条件1、

ザーッと巻き切るタイプではないバイブレーションルアーだが巻き切りにも対応。

条件2、

遠投が出来る。 

条件3、

上方向(主にリフト)の時は水を噛み、直進時は余り引き重らない。

(ゆえにダートは上に跳ねるダートではなく水平横か前、こうするとエビにならずダートが続きやすい)

条件4、

波動はしっかり目。(私のバイブレーションは好んでおとなしい目の波動のバイブレーションに仕上げる事が多い)

条件5、

時としてバイブレーションは一定の条件下で小さなS字軌道を描く、なるべくソレが多く再現出来る、バランスに。

んと、

マァこれだけの理想を、自作バイブレーションの製作時に気付いた理屈をかき集めて再現。

10個作ると2個アタリ。笑

1個は釣る用、1個はマスターっと!

そのマスターを基準にセルフ完コピと改良版を作成。

そして、十個作ると2個アタリ。

そしてソレを又〜と、

逆ねずみ講みたいな。笑 

そんなこんなで一定の成果と感触を掴み、新エースの仲間入りをした『コンマ52』でした

が、

52mmと小ぶりであり、釣法的にも狭い範囲のアピールを念頭にしているせいか、ダメな時は全然だめ。(マァ、コレはチビバイブレーションアルアルなんでしょうけども)

なら!と1.5cmデカくしてみる!

ストライク!

〜なのかなぁ?とか

思ってソレがアタリだった時の爽快感!

いくら好活性とて、コレでないと!という反応が返ってくる!

逆ねずみ講の3回目、更に磨きをかけるべく作成。

重くした分ぶっ飛びは非常によろしいが、やや引き重り。軌道のS字感が薄い、針をたまに担ぐ。この辺りの解消を念頭に作成。

そして今では大定番の『ニセコットンキャンディ、笑』のフワッとしたフラッシングはそのままに、

ギラギラ系フラッシングも作成。

好活性時もおそらくあとわずか!テストが楽しみです。