第五話,ルアー,カラー,デザイン,中間レポート

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

年末年始のラストスパートです!

皆さんお身体には気をつけて、お励みください!

さて、ルアーカラー考察、

今日は、

『背中のカラーリングの意味って?』と

題してお送りしたいと思います。

ルアーの背中のカラーリングって、地味な項目の様に思いがちですが。

実はカラーのバリエーションって、背中のカラーが何色かが、それぞれの特徴を司っていますよね。

ざっくり考えると、

黒や濃紺などの目立たない色が付いている時は

スレてたり、澄み潮の時。

派手な色、黄色や赤などは

暗い時、水が濁って、など視認性が悪い時に使う。

まぁ、この辺りがセオリーですよね。

何ならフラッシングがうんぬん、ホロかラメか?とか、その辺りをついつい重要視しがちではありますが、使ってみると余り差がなかったりする。

しかし、実は背中のカラーが釣果の明暗を左右してたりすることは

中々普段意識していない、何気な要素だったりします。

 

ベイトの敵は・・・。

逃げるベイトにして見たら、いつも気の休まる時など余りないんでしょうね。

水中にはシーバス,ブリ,エソ,カサゴ類。

上中下と安全地帯など

そんなにない。

そして忘れてはならないのは上からの攻撃。

鳥達は空から降ってくる。

おそらく海の中目線で、

海水と同化して、

少しでも生き残るのに必要なのはなるべく透き通る事。

そしてなるべく群れになって速く泳ぐ事。

そしてそんな必須要素を満たすために起こった、一つのアラとしてフラッシングしてしまう、波動を出してしまう。

ルアーはソレらのベイトの忍ぶ際のアラを強調してシーバスさんに齧ってもらう物であろうかと思います。

そして、鳥に向けてはなるべく目立たない様に、水面の光の反射に埋もれる様に背中は濃色になっているわけです。

というか

濃色の背中に生まれた種だけが表層近くで捕食行動をしても生き残れたわけです。

 

水中で起こっているであろう事

そんな上空からの鳥の奇襲を最小限におさめるべき背中の濃色も、

水中では結構な規制の種になっている模様で、

ベイト自体見ていると、なるべくローリングしない様に姿勢を垂直に保つ様にして、泳いでいるし、

余程追い込まれない限り、姿勢は水平を保ち、真っ直ぐに泳ぎたがります。

でないと背中の濃色とソレ以外の場所のコントラストが明滅の原因になり、

捕食者に見つけられやすくなるからです。

よく考えてみると

『水平じゃないと食わない』とか、

『レンジキープしながら真っ直ぐに引く』とか、

『ロールが有効、無効』とか、

その時に居るベイトの傾向によって捕食スイッチの動機が変わる事は何ら不思議なことではないのでしょう。

続く

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