ジャッカル,ビッグバッカーソフトバイブ,インプレ,2月4日,南甲子園浜5

ようこそおこしくださいましました!フミニイです!

2月4日の南甲子園浜釣行。

ルアーテスト的にはかなりの手応え。

そして予定では御前浜にも行って『ズー』のテストと、

いい感じになっているであろうコンマ67を

お仕着せフィールドテスターの『鉄人M氏』に渡したいところである。

しかし、困った事に釣り場の状況と私の習性が邪魔をする。

というのも、いつも私が釣り場を見切るのは断然「釣れたからいいや!」であって、

釣れない時には

『じゃぁこうすれば?あーすれば?』と、

多少意地になる習性がある。

たとえキャッチに至らなくても、アタリが有ればスンナリと納得したりする系で、

現状では、余りキャッチには拘らない。

それより私の価値観の中では自分が作ったルアーに反応してくれているのかどうか?が大きな問題で、

至らぬ技術の磨き上げなど気にしないでも無いが、基本的には二の次なのです。

特にバイブレーションなどでは私のバイブではダメで

市販のバイブではアタッた!なんて状況はカナリ!

凹んでコケて、また立ち上がるわけです。笑 

しかしながら、ありとあらゆるルアーを自作してしまおうと目論む私の野望の中で

最もハードルが高いのはハイブリッドで

『VJ』とか『ハイブリッドスイマー』とか『ジョルティ』とか『マーズ系のやつ』とか、

結構詰んじゃってる!状態で、

この上ダイワ さんからハイブリッドが出るし、

ワームバイブレーションとして、かなりパーフェクトな仕上がりを見せる、

この『ビッグバッカーソフトバイブ』なんて、

ハイブリッド系でシノゴノしようなんていう活力をゴッソリ削ぎ取られるぐらいに完璧なハイブリッド。

日本ルアー界のアダムと言っても過言ではない加藤誠司氏が率いるジャッカルさん。

最近は、釣りは言うまでもなくMCとして非凡な才能を見せる秦拓馬氏とご一緒にバンバンYouTubeにご出演なさっているのは嬉しいところ。

ソルト部門でも論ずる気力さえ失いかねない『完成しちゃってるルアー』をバンバン出されている。

ある意味現代ルアーの始祖の様な方に仕切られた会社のルアーなんて、いくらソルトであろうが『完成しちゃう!』訳で、

そのルアー の使い方なんぞ解説された日にゃ

『はい!さようでございますか!』としか言えない様な

威厳と仕上がり。

ぶっちゃけ秋の好活性時にはビッグバッカーシリーズだけで有り余るほど大場所での五目大物狙いが成立してしまいますし、

実際阪神間の秋口の大場所アングラーはセットアッパーかビッグバッカー率は異常に高い。笑 

ヤレヤレ!

まずレビューらしいデーターですよね。笑

全長115mm

重量は21gと28gの2種類(全長は同じ)

ちなみに私の愛用は28g

ワーム部分のテールはセットの中にシャッドとピンが入っていて

ただ巻き使いなら、シャッドテール。

ダートさせるならピンテールが推奨なのだとか。

名機、コアマン VJとの機能的な大きな違いは

ウエイトがワームの下方、中ほどまで伸びる構造になっていて、

それが故にフォール時の姿勢がテンションフォール時は水平からやや前傾の姿勢を保ち、

単純なテンションフォールアタリ待ちでもかなり釣れる。

VJをはじめとするハイブリッド系が

ジグヘッドを工夫して微小なウォブリング を発生させたり、

シャッドテールワームの振動を利用してヘッドに動きを与えるタイプが多いのに対して

ビッグバッカーソフトバイブの場合は全体の構造としてバイブレーションそのもので、

逆にバイブレーションそのものにシャッドテールワームを付加している様な味付けになっている。

全体重量が28gあるそのウエイトは飛ばすには効果絶大で、

ビッグバッカーメタルバイブの機能そのままに

好バランスに飛ばせばかなりの飛距離がでる。

なのに沈下は棒状に長く配されたウエイトの効果か?ハイブリッドにしてはゆっくり目で

プルプル尾が動くシャッドテールバージョンでは余り巻かずにテンションフォールばっかりしてしまいそうになる程に艶かしい。

まぁ言うなればある意味、夢のバイブレーションである。

ただ、

他のハイブリッド系やジグヘッドワームなどで抜群に艶かしい『息継ぎドジョウ的リフトアンドフォール』はできない。

ただのバイブレーションのリフトアンドフォールになってしまうのは当然の事。

そして可動部分が

構造上尾の周辺だけになってしまうので、

ハイブリッド使いの方にはワームの美味しさを得られない印象を抱く方もいらっしゃるかもしれません。

ですからVJの様な動体を曲げてのニョロニョロ進行や

早引き下でのチドリはありません。

しかし、何より水平に近いテンションフォールをしながらシャッドテールをピロピロ動かすそのフォールは衝撃的で

深場で釣る時には忘れてはならないお気に入り。

それに単純にバイブレーションとしての機能がしっかりとしているので、

完全に一つの到達点に君臨するルアーであるとおもいます。

それに定価で1100円とかなり値段も良心的。

スペアも3本入りで定価550円で安い!(というか構造的に破損、紛失し難いですが)

 

そして2月4日の南甲子園浜で自作ルアーの好感触にウハウハ言うとるのはいいのだが

何にもアタらない。

目に見えないベイトが何かいることは鴨はんらの慌ただしい潜りっぷりで判断できるが

何も当たらない。

ヤケッパチでも無いが、

ふと!

ソフトバイブを表層でゆっくり目に引いてやろう!と。

『ゴン!』

「何何何!」

『バレた!』

セイゴはんぽいいつものやつ。

『ソフトバイブかいな?』

その後は続かないし釣れなかったが、

その日はソフトバイブでしかも表層直下が正解だった模様。

正体を暴きたくてついつい粘ってしまい。

御前浜は次回に持ち越し。笑 

イヤ!

実に他とは毛色の違うハイブリッド、

ぜひシャローでも堂々と使える、

やや軽くて小さいバージョンも、出して貰いたい。

大阪フィッシングショー,2020,念願の!笑。シーサイドコスモ,釣行記,第五話

ようこそおこしくださいました!フミニイです!

小沼さんショックにより、エバーグリーンさんやゴールデンミーンさんブースに貼り付けになってしまう。笑 

マーズとかブラボーも合同で出すほどの所縁ある会社であった事も初めて知る。

 

シーバスを釣るに必ずオヌマンのルアーに触れて、そのノウハウを学ぶ時期が訪れる。

ソレはやり始めである場合もあり、ある程度してからの場合もあろうが、

仮に小沼正弥氏のノウハウを避けたとしても、

シーバスを釣ろうとした時点で必ず小沼氏開発のルアーやノウハウをルアーケースに入れないと成立しないであろうかと思う。(ちなみに意外にもスライドベイトヘビーワンなんて小沼氏開発であった模様)

しかし小沼氏はバカ釣りして『ドヤ!』みたいな動画はあまり無いので勘違いされるのであろうが、

小沼氏にとってバカ釣り出来る時間と場所さえ指定出来れば、たやすい事であるはず。

しかし小沼氏は細かなテクやノウハウはあまり使わず、そして説明もせず、初心者でも判る範囲のコツで釣り切る。

イヤ!初心者でも判る釣り縛りで釣りをなさってる。

しかも、そのノウハウは必ず断言する。

『こうすれば釣れる!』と。

断言しない言い回しは処世術として社会人の鉄則であろうかと思いますが。

命を預けるお医者さんとて『任しておけ!』なんて言えない時代。

要約すると『精一杯に私が出来る事やるわ!いつもなら成功するから!笑』的な事を言われながらお腹を切られれないと助かる術の無い時代。

仮にレジャーのレベルとて

『こうすれば倍釣れるよ!』

なんてリスキーなレクチャーをするのは小沼さん以外、余り見当たらない。

しかし、釣りなんて自然相手で

運、というか確率の問題。

「オヌマンの言った通りにやったのに釣れなかった!」

なんて感想を抱く方もいらっしゃるんでしょうが、

名だたる小沼氏プロデュースのルアーの爆釣確率から察するに

小沼氏の考え方はど真ん中の王道である事には、これ迄も、これから先も変わりは無い事でしょう。

因みに小沼氏出演の釣り動画。ルアー縛りをしていない動画は皆無に等しく、

本来想像で小沼氏が行うであろうルアーローテーションをしている場面はYouTube上ではどこにも見当たらない。(一番間違いないと公言なさっている、ワームの動画は少ない)

おそらく小沼氏は御自分自身をアングラーとして、未だ仕上げていないんであろう?

現在進行形なのです。

挙げ句、どっかで見た様なルアーを出して来られる事も多々あるのだか、

往々にして完全にその領域を食い尽くす仕上がりを見せてくる。

基本巻けば良いと仕上げる。笑

そして睡眠、食事もそこそこに朝から晩まで掘り続けて、駆けずり周り、見つけた宝物を誰それ構わず巻き散らし、

そして又堀に行く。

そして自然と『シーバスの簡単な釣り方』が増えて行くのである。