ようこそおこしくださいました!フミニイです!
ルアーのタイプの分け方。
例えばミノーだったらF・SF・SP・SS・S・ES的な浮力や重たさに関する分け方。
ロール系・ウォブンロール系・ウォブリング系・はたまたスラローム系と、アクションの方向性や軸の問題に関する分類方法。
シャロー・ミドルレンジ・ディープ系とレンジ帯に対する分け方。
コレで大抵のミノー、
イヤ、実はミノーに限らず、
ルアーって、前記の要素でだいたいどんなルアーか判断できるとされている。
後は実際に投げてそのルアーの特徴を体感の領域で認識していき、
コレはこう、アレはあー、と
分類してるんだと思うんですが、
実は私的にルアーを購入する際に、把握しておければ尚良いと思う要素が
挙動の浮遊感。
余韻の有る・無し。
例えば
ミノーなんかでも進みたがるミノーと、止まりたがるミノーがあって、
バイブレーションなんかでも、ストップ&ゴーをする時に
『ピタッ』と止まって思い出した用に沈下し始めるか?
余韻を残すか?
すぐ沈むか?的な事って
ルアーそれぞれで全然違ったりする。
そのキャラクターによって、ラインを余り張らずに最後まで動かしながら引いて来れるか、テンションを強めに掛けながら引いて来ないと、ボトムにすぐ着いてしまうとか、
重量や形状・素材の種類・頭の形状、ボリュームだけでは割り切れない、
バランスの妙があったりする。
んで、
そんな理屈を痛感するに至ったのはズー沙汰のすったもんだがあったからで、
5番・6番・プルプル・マガタマ・コンマ。
一見、似たり寄ったりのソリッドバイブの面々、
私の意識の中で出番が全く違うし、
実際、コンマが南甲子園浜の筆頭エースなのに、
御前浜の手前探りでは全然成果がなかったりとか、
現実的に体感している、微妙な差による、結果の大幅な差異。
そして、
御前浜チート系になるかも?
問題児の7番サロゲート ・ズーは
微振動系直進軌道の行程が上下左右にフラフラしている事。
そのフラフラ感の範疇でカチッとレンジを守る事。
テンション有りきではなく、進行させるという動きそのものが波動のトリガーになっている事。
こんな使用感が定義になっている。
物だから何年も何年も、不完全燃焼のまま。
これ、最初に作った数体の
『始祖のズー』(巨人みたいに、笑)
が
漏れなく達成していたから厄介。
そのバランスはこの世に存在する事を知ってしまっている。笑
始祖のズー、全ロスト後の
新しいズーが
ズーで無いとは言わないし、
ズー的出番で
ズーとして使ってはいるんだが、
使っている最中に
『イヤイヤイヤ!』となってしまう。笑
極端に言うと、リール・竿・ライン・もちろんルアー。が微振動ハイピッチの振動(オッサンのイビキ的な)振動に支配されて、
こちらまで、貰い眠りしてしまいそうな振動。
そしてルアー自体はフラついている挙動。
コレがズーの100%。
そもそもズーに期待し、ズーにこだわる理由はソレに『場』をコロッと変える力が有ると感じているから、
100点ズーが完成したら、
どんな場所でもかなりの登場率になるだろうと確信するから。
Willow88のパターンを模索する時に同じ微振動系として、閃いた必須条件を新たに認識した。
そして思い出した。
当時、まだ私的にバイブレーションにモデナやおゆまるをまとわせるのは、妥協であって、(今は必然ですが)
出来る事なら、メタルバイブが作りたかった。
そんな気持ちだから、
ベースの板に噛み潰し系鉛をきっちり配置して、
段差をモデナなどで埋める。
その工程の中で、形状が不自然にならない様にと、
薄く全体にモデナを慣らす。
そうそう!
そうだった!
ズーのモデナって、
現状のどんなサロゲート シリーズより薄かったはず。
なんか気づいた!
やって見る!
続く